還暦ストリッパー 東京ものがたり
-
天涯孤独で踊り続けて(3)札束にブランド品、高級外車も乱舞したバブル泡沫エピソード
1980年代のバブル期、せいかは昼のノーパン喫茶が時給3500円、夜にはノーパンで牛丼を運ぶ「ちち乃屋」で時給4500円と、アルバイトの平均時給が357円だった同年代の若者とは別格の稼ぎがあった。 …
-
天涯孤独で踊り続けて(2)スケバンから、ノーパン喫茶「あべのスキャンダル」の看板娘へ
せいかは「シアター上野」のある上野駅まで約30分、電車を乗り継いだ沿線で1人暮らしをしている。その部屋を訪ねると、アディダスのトレーニングウエア姿でママチャリに乗って、最寄り駅まで迎えに来てくれた。…
-
天涯孤独で踊り続けて(1)ステージのメインから裏方の荷運びまで「1人5役」
静寂の暗闇に照明があたり、赤い法被姿のせいかが美空ひばり「お祭りマンボ」のリミックスに合わせて立ち上がると、「ヌード劇場 シアター上野」は祭りのような盛り上がりをみせた。 ことし3月、せいか…