金足農・吉田大輝は「素質は兄・輝星以上」ともっぱらだが…スカウトが指摘する「気がかりな点」

公開日: 更新日:

吉田大輝(金足農業/秋田 投手・右投げ右打ち)

 今夏、再び「金農旋風」を起こせるか。

 2018年日本ハムドラ1で現オリックス吉田輝星を兄に持つ右腕。昨夏に続いて、再び甲子園のマウンドに戻ってきた。

 昨年MAX146キロをマークし、兄も太鼓判を押す素質の持ち主だが、パ球団のスカウトは「大会を見ないことには、評価は下せない」と慎重だ。

「夏の県大会で球速があまり出てないのが気がかりです。最速144キロは出したものの、それ以外はほとんど130キロ台。球威もイマイチ、物足りない。県大会を見る限りは『去年から伸びていない』という印象です。何か意図があって球速を抑えていたならば心配はないのですが、いずれにせよ、ドラフトの指名順位は大会の投球次第です」

 兄が兄だけに注目度は他の投手以上。真価を発揮できるといいが……。

  ◇  ◇  ◇

 日刊ゲンダイで恒例の人気企画「監督直撃インタビュー」では、金足農・中泉監督から話を聞くことができた。大輝のことはもちろん、昨今の私学優勢の現状などについて、余すところなく語ってもらった。

●関連記事【監督直撃】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 2

    萩生田光一氏「石破おろし」がトーンダウン…自民裏金事件めぐり、特捜部が政策秘書を略式起訴へ

  3. 3

    参政党は言行一致の政党だった!「多夫多妻」の提唱通り、党内は不倫やら略奪婚が花盛り

  4. 4

    【夏の甲子園】初戦で「勝つ高校」「負ける高校」完全予想…今夏は好カード目白押しの大混戦

  5. 5

    早場米シーズン到来、例年にない高値…では今年のコメ相場はどうなる?

  1. 6

    落合博満さんと初キャンプでまさかの相部屋、すこぶる憂鬱だった1カ月間の一部始終

  2. 7

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  3. 8

    伊東市長「続投表明」で大炎上!そして学歴詐称疑惑は「カイロ大卒」の小池都知事にも“飛び火”

  4. 9

    “芸能界のドン”逝去で変わりゆく業界勢力図…取り巻きや御用マスコミが消えた後に現れるモノ

  5. 10

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も