阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

公開日: 更新日:

 セ・リーグで貯金を独占、2位巨人に11ゲームの大差をつけて独走する阪神。30日には甲子園広島に勝利し、ついに優勝マジック39が点灯した。最短で8月27日にも、2年ぶりにペナントを奪還する。

 30日現在、打ってはチーム得点321、56本塁打、打率.245はリーグトップ、守っても201失点、防御率1.91はリーグトップ、おまけに75盗塁も断トツ。首位を独走するのも当然だろう。

 4番の佐藤輝明が打率.285、26本塁打、65打点で三冠王を射程に捉える活躍を見せるうえ、投手陣も盤石だ。

「今季の阪神は攻守で付け入るスキがありません」と、ライバル球団の首脳陣の一人も苦笑いを浮かべるが、果たして死角はないのか。

「酷暑の8月、残暑が厳しい9月は、必ずしも順風満帆とはいかないでしょう」と言うのは、コーチ経験のある球団OBだ。

「甲子園が本拠地の阪神は、東京ドームが本拠地の2位巨人と比べて、屋外球場での試合が圧倒的に多い。8月は阪神15試合、巨人12試合、9月に至っては阪神17試合(うちデーゲーム5試合)に対して、巨人はわずか8試合でデーゲームは1試合。選手の疲労度は雲泥の差です(セ全体では8月は広島の24試合、9月はDeNAヤクルトの20試合が最多)」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い