「刑事葛城 正義の銃弾」中山七里著│女性刑事が親友の仇を射殺
「刑事葛城 正義の銃弾」中山七里著
新宿・歌舞伎町の「トー横」で宏龍会とトクリュウ一派の銃撃戦が始まった。新宿署は彼らのほとんどが銃をもっていることを把握していなかった。現場を包囲している紅島雛多(ひなた)らは捕縛命令しか与えられていない。
組織犯罪対策課ナンバー2の鍬形松彦が、自分の指揮下に入るよう彼女に指示した。負傷した仲間に応急処置をしようとした男に鍬形が発砲した。手を伸ばせば届く位置にトカレフがあったからだ。防犯カメラのない廃ビルに入ったとき、雛多は鍬形の額に向けてトカレフのトリガーを引いた。雛多の親友、成宮環奈はこの男のために死んだのだ。
親友の仇を射殺した女性刑事を描く警察小説。 (徳間書店 1980円)


















