異能力を持つ4人が事件の真相に迫る長編ミステリー 「シェアハウスの群狼」杉井光著

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「シェアハウスの群狼」杉井光著

 湊人は、幼いころから数十秒先の未来が見え、その能力が災いして生きづらさを抱いていた。母の死後、父親との関係が悪化し、高校を中退して家を出る。

 未来視の能力を用いて賭け麻雀で生活費を稼ぎ、その日暮らしをする中、イカサマを疑われ危機一髪に陥ったところを見知らぬ男に助けられる。男は黒谷と名乗り湊人を自宅に連れて行く。そこにはスヲミとシュロと呼ばれる男たちが同居しており、2人もそして黒谷もそれぞれ特殊能力を持つ人間だった。警視庁の刑事・黒谷は、世間を騒がす男子高校生連続殺人事件を捜査中で、4人の被害者の1人は湊人が通っていた高校の生徒だった。いずれも野球部員で遺体はバットで股間と頭部が潰されていた。

 4人の異能力が警察もたどり着けない事件の真相に迫る長編ミステリー。 (角川春樹事務所 814円)

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