著者のコラム一覧
七尾与史

1969年、静岡県生まれ。2010年「このミステリーがすごい!」大賞を逃すも、「死亡フラグが立ちました!」でデビュー。著書に「ドS刑事」シリーズ、「僕は沈没ホテルで殺される」「偶然屋」など。

<98>月奈をかばっているんじゃないの

公開日: 更新日:

 そして他のメンバーがヒロから初めて聴かされたのが去年の十月。

 つまり作曲者である月奈本人以外、そのメロディを知っている者はいないはずだ。

「だけどこの曲の作曲者がこの男だという。つまりこの男が月奈というわけよ。月奈は姿を消したとなっているけど、整形手術で顔と名前を… 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り1,092文字/全文1,233文字)

【連載】ドS刑事 二度あることは三度ある殺人事件

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾