4度結婚した宇野千代の“不倫”をNHK朝ドラ「ブラッサム」はどう描く?「カーネーション」は真正面から
宇野は避けては通れない“過去”を持つだけに、「朝ドラ」にはふさわしくないとの声もある。ただ、モデルとなった主人公の婚外恋愛に踏み込んだ例もある。2011年度後期の「カーネーション」だ。
「尾野真千子(44)が演じたヒロイン・小原糸子は、夫を戦争で亡くした後、綾野剛(44)演じる妻子持ちの紳士服職人・周防龍一に惹かれます。周囲に関係を知られた後の葛藤まで描かれ、大きな反響と批判を呼びました。『花子とアン』では、主人公のモデル・村岡花子と夫・村岡儆三の関係をそのまま再現せず、不倫色を薄めています。一方、仲間由紀恵(46)演じる葉山蓮子は、モデルの柳原白蓮が婚姻中に宮崎龍介と恋に落ちた『白蓮事件』を下敷きに、許されない恋と夫との決別が大きな山場になりました」(同前)
23年度前期の「らんまん」のモデル・牧野富太郎にも複雑な婚姻関係があったが、人物設定や男女関係を再構成している。15年度後期の「あさが来た」では、ヒロインのモデル・広岡浅子の夫には妾がいたが、玉木宏(46)演じる新次郎は史実通りには描かれなかった。
「モデルの恋愛や結婚をそのまま描く場合もあれば、大幅に組み替えることもある。『ブラッサム』がどちらを選ぶのか注目です。ただ、高年齢層や女性視聴者にも意外と受け入れられるかもしれません。『カーネーション』放送時から時代も変わり、女性側の道ならぬ恋を描くドラマも増えていますから……」(同前)


















