石橋静河の演技力を磨いた“親の十四光り”への反発心…26年度後期NHK朝ドラ「ブラッサム」ヒロイン

石橋静河（Ｃ）日刊ゲンダイ

　2026年度後期のNHK朝ドラ「ブラッサム」でヒロインに抜擢された石橋静河（30）に注目が集まっている。石橋は、ロックバンド「ARB」の元ボーカルで俳優の石橋凌（68）と女優の原田美枝子（66）の娘というセレブ。しかし、これまであえて“サラブレッド”であることを隠していたと言う。さる芸能プロ関係者はこう話す。

「4歳からクラシックバレエに打ち込み15歳でボストンとカルガリーのバレエスクールに留学した経験がある。10代の頃から女優になることをすすめられていたそうだが、親が有名俳優であることから猛反発し、『役者だけはやりたくない』と周囲に公言していたようです」

　しかし、コンテンポラリーダンサーとして活動しながら、自分の経験値や表現力を活かせる機会について考えるようになり、二十歳の時に舞台ROGO『銀河鉄道の夜 2015』でデビュー。翌2016年には野田秀樹演出の舞台『逆鱗』に出演し演劇界で喝采を浴びた。「しかしいまも静河は親が石橋と原田で2人の名前を出されることを極端に嫌がります」（前同）

　ところがやはり血筋なのか、石橋の業界の評判はすこぶる高い。その理由は卓越した演技力にあるという。