石橋静河は個性重視の小中高一貫教育「明星学園」に通いバレエに打ち込む
現在30代で「サラブレッド」と称される女優が2人いる。朝の連ドラ「ブギウギ」(2023年度後期)でヒロインを演じた趣里(35)。そして、今秋始まる同「ブラッサム」のヒロイン石橋静河(32)である。どちらも両親は大物俳優。趣里は水谷豊と伊藤蘭、石橋は石橋凌と原田美枝子。
両家には少なからぬ接点がある。水谷と原田は半世紀前の映画「青春の殺人者」で共演。今年1月に亡くなった長谷川和彦監督の最初の作品だ。この映画で水谷はキネマ旬報の主演男優賞、原田は主演女優賞を受賞した。
趣里と石橋がクローズアップされるのは親のことだけではない。共通しているのは2人ともプリマを目指し、中学を卒業する前後にバレエ留学している点だ。
石橋がバレエを始めたのは4歳。小学校からは個性を重視する教育で知られる小中高一貫の私立共学の明星学園(東京・三鷹市)に入学。親と同じ道を歩むのが当たり前のように思われるのがイヤで、誰から聞かれたわけでもないのに「私は芝居はやりません」と公言していた。
一層、バレエに打ち込むようになったのは明星学園中学1年の時。作曲家の服部良一を祖父に持つソリストの服部有吉から指導を受ける機会があり、「今のままではプロになれない」と言われたのがきっかけだった。石橋は発奮し、バレエの世界で生きていこうと決心する。


















