遅すぎた「せどり」参入 物販ビジネスに退職金をつぎ込んだシニアの悲惨な現状
【第13回・前編】「せどり」参入して失敗したMさんの場合
「人生100年時代のロールモデルがいない」――退職後のサラリーマンが迷走している。キャリア、居場所はリセットされ、年金不安時代は資産形成も「自己責任」。「人手不足」の号令の下、今日もシニアは働き続ける。『副業おじさん』『過労シニア』のルポライター・若月澪子が、奮闘し続ける令和シニアの素顔を追う。
◇ ◇ ◇
「いずれは独立したい」「自分の会社を持ちたい」
密かにこんな夢を抱く中高年は多い。早期退職や役職定年などをきっかけに、長年勤めた会社に残らずに、自分のやりがいや収入確保を求めて、起業する中高年世代は増加傾向にある。
帝国データバンクによると、2025年に新設された法人代表者の平均年齢は48.9歳で、2000年以降では最高齢を更新、特に50代の起業が7年連続で上昇し、60~80代の起業割合も2000年以降最高だったという。
しかし中高年世代の独立は、あえなく失敗に終わることもある。
独立するには、資金、経営ノウハウ、顧客獲得などのさまざまな準備が必要だ。ところがこうした準備体操なしに普通の中高年サラリーマンが独立を目指すと、老後資金を失うこともあり、あまりに危険である。
■関連記事
■関連キーワード
-
鳥海高太朗が教えるお得な旅 少ないマイルを活用して国内旅行を ANA「今週のトクたびマイル」×JAL「どこかにマイル」徹底比較
-
もぎたて海外仰天ニュース 米ユタ州でフライドポテト満載のトレーラーが炎上! 地元保安官事務所がユーモアたっぷりに公表し笑い誘う
-
「くしろ湿原ノロッコ号」のラストラン撮影で線路脇の樹木伐採…“撮り鉄”の非常識行動はなぜ続く? 背景に特殊な“界隈ルール”
-
世界一の店も取材 ブルワリーで飲んで食べる東西4軒 「BEERNOVA URAWA」(埼玉・浦和)英国最上級モルトを使用したエールタイプが世界一
-
100歳まで元気! 先達100人の証言 髙嶋弘之さん92歳 補聴器をつけ、歩行器を駆使し、週5日、40分かけて事務所に通う
-
もぎたて海外仰天ニュース 300年前の名作を英国の資材置き場で発見! イタリアの名彫刻家P・ブラッチの大理石像が近く競売に
-
公式そっくりな「ファンアート」がSNSで増加…「ちいかわ」二次創作騒動で思い出される2005年の「ドラえもん」同人誌回収問題

















