ドヤ街「山谷」の憩いの場・玉姫公園で見た異様な光景 「倒れている人がいるのが当たり前」という“異世界”を目の当たりに
【第11回・中編】敬老の日特集:多死社会を迎えた山谷は今
「人生100年時代のロールモデルがいない」――退職後のサラリーマンが迷走している。キャリア、居場所はリセットされ、年金不安時代は資産形成も「自己責任」。「人手不足」の号令の下、今日もシニアは働き続ける。『副業おじさん』『過労シニア』のルポライター・若月澪子が、奮闘し続ける令和シニアの素顔を追う連載。今回は3回にわたって東京のドヤ街「山谷」を特集する。
◇ ◇ ◇
(前編からの続き)
東京・台東区の山谷地区といえば、言わずと知れた日雇い労働者の街、ドヤの街である。
しかし近年、この地区の人口の7割は65歳以上の高齢者で、そのうち9割が生活保護者だと言われている。一歩先を行く「超高齢社会の未来」を描いているのが山谷なのである。
2026年9月上旬。筆者は日刊ゲンダイの坂下朋永記者と共に山谷を訪れた。
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