投資
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金利って何?しっかり学べば資産運用で損なし!20代からシニア層まで金融が分かるようになる用語集
失われた30年──。1990年代はじめのバブル崩壊後、日本経済は長期にわたって低迷した。この間、金利はどんどん低下し、ついにはマイナス金利という前代未聞の金融政策が取られた。この8年間に及んだ長いトンネルを抜け出したのは2024年3...
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「JTP」はAIソリューションの伸びで最高益へ
政治は経済を超える、という。そう、すべて政治が基本である。その政治が揺れている。 石破政権はボロボロだ。参議院選挙の出口調査では不支持率が70%だった。過半数割れの惨敗は当然の結果だろう。 しかし、石破茂首相は続投す...
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「トランプ関税」決着の熱は冷めた? 2日間で株価2000円以上爆騰が一転、下落した要因
熱が冷めるのも早かった──。また株価が下落している。 28日の日経平均株価は、前週末比457円96銭安の4万998円27銭と、節目の4万1000円を維持できずに終わった。先週末(25日)の370円安につづき2営業日連続の下落...
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絶縁工事に強い「明星工業」 大株主3位にダルトン絡みのファンドが…
参院選明けの初日(22日)、原発関連株が逆行高した。与党大敗も、思ったより負けなかったという感触で、日経平均は0.11%の下落にとどまった。 注目は原発関連株で、美浜原発新設に向けた地質調査開始を表明した関電が一時5%高、東...
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東京都心の中古マンションが29カ月連続上昇…もう都心にこだわるのは愚かなのか
中古マンション相場の高騰が収まる気配が見られない。東京カンテイは24日、3大都市圏中古マンション70平方メートル換算の価格推移を発表。首都圏は5851万円(前月比3.0%高)と11カ月連続で上昇した。さらに上昇期間を延ばしているのが...
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「ニチレキグループ」アスファルト整備の最前線
参議院選挙による政権交代の可能性や日米関税交渉妥結の中、日経平均株価は4万2000円台まで急伸しました。しかし今、注目すべきは国土強靱化計画で、今期以上に来期が期待できる建設関連銘柄です。 日本のインフラ整備に欠かせないアス...
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投資論を語る「AI詐欺」にダマされないために…科学の進歩でリスクも高まる
「ず~っと見続けるんですよ」 飲み屋で隣に座ったオヤジがおもむろに語り始めた。 電車のなかで気に入った女の子を見つけると、ず~っと視線を向けるのだという。 「向こうがこっちを向いてきたらどうするんですか?」 ...
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住宅業界の“雄”「積水ハウス」はアメリカ市場の回復がカギ
外部環境は相変わらず、不透明である。トランプ政権の追加関税(8月1日実施)に加え、政治は迷走気味だ。長期金利(10年物国債利回り)は一時、1.595%と急上昇、為替は1ドル=148~149円の円安に振れている。 まさに、日本...
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(3)老後資金3500万円の元共働き夫婦…なぜ、お金があるのに使うことができないのか?
相続人が不在で、財産が国庫に帰属するケースが増えています。2023年度に国庫に入った財産は1015億円に上り、10年前の2013年の約336億円から3倍に増加しました。今後、団塊の世代が75歳を超えていくことから、この傾向はさらに強...
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船舶用電子機器の世界大手「古野電気」 好調な決算で株価も爆上げ?
参議院選挙は、各党が消費税引き下げや給付金を訴えていたが、言うまでもなく日本の公的債務残高は世界最悪の水準。一般的に倒産企業は、“支払いは寛大に・集金は遠慮がちに”の傾向が強い。税収の増加も考えずに、支払いだけを先行すれば、第二次大...
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金利上昇時代の到来 危険な「投資と借金」避けたい落とし穴…経済ジャーナリスト荻原博子さんが解説
日本銀行によるマイナス金利解除以降、日本の金利動向は大きく変化している。特に、長期国債金利の上昇は、私たちの生活や資産運用にどのような影響をもたらすのか。経済ジャーナリストの荻原博子氏が、金利上昇の背景から、家計や住宅ローン、そして...
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「ファンコミュニケーションズ」25周年を迎えた大手アフィリエイトサイト運営企業
一獲千金を夢見て、瞬時の取引に全力を傾ける「ハラハラドキドキ」は意外と好まれるのかもしれない。しかし、株式投資は決してギャンブルではない。景気や金利の変動、世界情勢の分析がなくてもFX取引や暗号資産取引は可能かもしれない。材料が少な...
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熊本出身の社長が率いる「スターティアHD」は熊本大学と連携しIT技術者を育成
最悪の結果である。トランプ関税に関する日米交渉は日本側の完敗だ。交渉の席にはトップバッターでの登場だったのに、無駄に時間を空費したばかりじゃないか。 結局、その他大勢(文書による関税率通知)に“格下げ”となった。何がどう間違...
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旧東海観光「アゴーラホスピタリティーグループ」 宿泊特化型ホテルで躍進?
参議院選挙のお手伝いに、参議院議員会館に行ってきた。全国区の候補は、ポスターを各自治体の公営掲示板に貼るが、東京・大田区だけで584カ所、全国では数万枚のポスターが必要になる。問題は、そのポスターが正式に認可されたものであることを証...
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(2)老後資金を切り詰めたばかりに「孤立」する老人も…お金を使わない不幸とは?
相続人が不在で、財産が国庫に帰属するケースが増えています。2023年度に国庫に入った財産は1,015億円に上り、10年前の2013年の約336億円から3倍に増加しました。今後、団塊の世代が75歳を超えていくことから、この傾向はさらに...
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「Aiロボティクス」を率いる“日本のイーロン・マスク”に大注目!
今回は、毎年、売り上げ・利益を2倍にし続けるという驚異の成長企業、Aiロボティクス(247A、東証グロース=投資金額約62万円)です。 化粧品や美容家電を主軸とするファブレス企業ですが、その本質はマーケティングにおけるAI技...
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東証グロース市場に高まる期待…内需関連企業中心で、トランプ関税が追い風に
主に中小型成長株で構成される東証グロース250指数が復活の兆しを見せている。同指数は2021年以降、24年まで4年連続で下落が続いていた。過去20年で初めての下落期間で、下げ幅は46%に上る。しかし、25年に入って上昇に転じ、年初来...
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「サイエンスアーツ」はJAL、JR、イオンも採用する次世代ツール「Buddycom」が強み
イスラムのヒジュラ暦の新年を迎えた6月27日。日経平均株価は4万円台を回復した。昨年は7月8日がヒジュラ暦の新年で7月11日に過去最高値を更新。今年もヒジュラ暦の新年は株高の時期となった。毎年訪れるこの株価の習性は、時間が経つと忘れ...
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本社那覇市の全保連は「JUNGLIA OKINAWA」開業が追い風に
日本“酷暑”列島である。いや~、暑い。梅雨はどこへ行ってしまったのだろうか。 友人が親の介護のため、証券会社のキャリアを捨て沖縄に帰った。もう10年近くなる。「いや、こっちも暑いよ。南の島だ。しかし、海に囲まれた海洋気候だし...
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(1)相続人不在者の増加で国庫行きの財産は1015億円…「老後が心配なので貯めなきゃ」と嘆く80歳
相続人が不在で、財産が国庫に帰属するケースが増えています。2023年度に国庫に入った財産は1015億円に上り、10年前の2013年の約336億円から3倍に増加しました。今後、団塊の世代が75歳を超えていくことから、この傾向はさらに強...
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ペット保険の草分け「アニコム」 加入率の上昇期待で株価もアップ?
コメの値段が下落し始めているとの報道が多いが、まだ高いと感じられている人も多いだろう。日本では小規模農家がほとんど。大規模経営に転換すれば経営効率は改善し、生産コストは低減するが、戦後GHQが大規模農家を解体し、小規模農家を大量につ...
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トヨタは豊田自動織機のTOBを発表…相次ぐ「親子上場解消」次に動く企業を狙う
親子上場を解消する動きが相次いでいる。今月3日には、キユーピーとワールドがそれぞれ連結子会社のアヲハタとナルミヤ・インターナショナルを株式交換で完全子会社化すると発表した。実施日はそれぞれ11月1日と10月1日だ。今年に入ってから、...
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「ピーエス・コンストラクション」建設業界の革新を牽引する成長株
日本の建設業界で特異な存在感を示すピーエス・コンストラクション(1871、東証プライム=投資金額約18万円)をご紹介しましょう。 1952年の創業以来、プレストレストコンクリート(PC)技術のパイオニアとして橋梁建設の最前線...
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京成電鉄にのしかかるオリエンタルランド株の重荷…物言う株主の揺さぶりには抵抗も厳しい“お家事情”
京成電鉄が6月27日に開いた定時株主総会で、取締役の選任案など会社提案の議案すべてが可決された。同社株を4.5%強保有するアクティビスト(物言う株主)である英パリサー・キャピタルは小林敏也前社長らの再任案への反対を主張していたが、支...
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「冨士ダイス」超硬合金製品で国内トップ
昨年10月に当欄で注目した冨士ダイス(6167)。当時株価は700円台後半だった。4月の全体下落の影響を受け600円台前半まで下落。直近は700円台を回復してきた。同社は超硬合金製耐摩耗工具・金型の国内トップメーカー。 「粉末...
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貿易摩擦でも株高…海外投資家はトランプ政権の外交政策を好感か
世界経済フォーラムのブレンデ総裁は、中国・天津で開催された「夏季ダボス会議」(6月24~26日)を前に、次のように発言した。 「現在、われわれが目にしているのは、過去数十年で最も複雑な地政学的・地経学的背景だ」「これまで見てき...
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「経済の千里眼」が読む相場観 “スガシタ銘柄”ベストテンをピックアップ
中東情勢やロシア・ウクライナ戦争の長期化など世界情勢は厳しさを増している。日本は今月の参院選を控え、市場は政局の行方を見極めようと必死だ。先週末(6月27日)、日経平均は約5カ月ぶりに4万円台を回復した。この先、株価はどう動くか。ど...
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ベテラン投資家は湾岸戦争の悪夢が蘇る…アメリカとイランのミサイル攻撃は「現代版プロレス」か
時は1999年1月4日。プロレス界のみならず、世間にも激震が走った。そう小川直也VS橋本真也である。 バルセロナ五輪・柔道銀メダリストの小川と、最強・橋本との一戦--結果は予想を大きく裏切り、小川直也の事実上の勝利。到底、プ...
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注目される「貯蓄型保険」長期保有で高利回り 明治安田は7月から予定利率を1.6%に引き上げ
長期金利の上昇観測を受け、生命保険各社は相次いで予定利率を引き上げている。明治安田生命は5月22日、7月1日の契約分から長期運用年金の予定利率を1.4%から1.6%に引き上げると発表。元本割れのリスクゼロを掲げる積立保険も登場するな...
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パワーデバイスの「ローム」はジリ高が期待できる
昔の話をすると「古くさい」と言われる。しかし、この世界には「知者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」との教えがある。 もちろん、経験は必要だ。ただ、株式市場において、大損し、「あ~あ、良い経験をした」と悟った段階では資産をすっか...