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保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

米軍の爆撃機16機に50人を殺されたドウリットル作戦の衝撃

公開日: 更新日:
ドーリットル中佐はその後、米北アフリカ空軍の司令官に就任した(C)共同通信社

 開戦から4カ月後、昭和17年4月18日のことだが、日本社会は初めて戦争の現実に触れることになった。アメリカ軍の決死隊によって、東京を中心とする一帯が爆撃を受けたのである。日本本土にアメリカ軍の飛行機が爆撃に飛来するとは軍事指導者の誰もが想像もしていなかった。

 アメリカ海… 

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