政府が口出しすると死屍累々 官民投資370兆円も「絵に描いた餅」だろう

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とうとう廃止(C)共同通信社

 クールジャパン機構の廃止が決まったが、こうなることは最初からミエミエだった。目利きがいないのに、無理やりでっち上げた大風呂敷。それと同じなのが高市370兆円投資だろう。数だけ最初にぶち上げて、民間出資の規模もわからず、あれもこれもと盛り込んだ裏にはもちろん、利権が見え隠れ。

  ◇  ◇  ◇

 巨額な赤字を抱えていた官民ファンド「クールジャパン機構」が、とうとう廃止されることになった。経産省が廃止する方向で調整に入ったという。

 鳴り物入りではじまった「クールジャパン機構」は、安倍政権下の2013年、設立された。政府と民間が共同出資し、日本のコンテンツやファッション、食、観光などを海外に広げることが目的だった。初代社長にイッセイミヤケの元社長を迎え、華々しくスタートしている。

 これまでに83件、官民合わせて総額約2040億円を投じたが、成果をあげられず、累積損失は約540億円に膨らんでいる。政府の投資額は1400億円以上だ。

「クールジャパン機構」の投資実績は、惨憺たるものだ。会計検査院の資料によると、2023年度末までにエグジット(利益確定)した17案件のうち、投資額を上回る回収ができたのは3件だけ。10件では回収額は投資額の半分以下にとどまったという。 

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