累積赤字540億円!クールジャパン機構の統廃合は「当然の帰結」…グーグル日本法人元社長が抱いていた違和感
遅すぎる決断だ。
官民ファンド「クールジャパン機構(海外需要開拓支援機構)」が24日、2026年3月期決算で累積赤字が540億円に膨らんだと明らかにした。426億円に抑える目標を掲げていたものの赤字額は拡大。一部で報道された通り、所管の経産省は今後、他のファンドとの統合や廃止を検討するという。
クールジャパン機構は、日本の食やアニメなどの文化を海外に売り込む企業・団体を支援する目的で13年11月に設立。記念式典には、当時の茂木敏充経産相のほか、甘利明経済再生相、世耕弘成官房副長官も出席して華々しくテープカットが行われ、第2次安倍政権の成長戦略の柱だった。
政府が約9割を出資し、これまで83件、計約2040億円が投じられたが、累積赤字は積み上がるばかり。国会で何度もズサン経営が追及されていた。
■機構の職員1人当たりの人件費は1325万円
この惨状について、日刊ゲンダイでもコラムを執筆する元グーグル日本法人社長の辻野晃一郎氏が、自身の最新のメルマガで次のような興味深い指摘をしている。機構発足と同時期に起業した辻野氏の会社に投資の打診があったというのだ。
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