最大で3600万円! 肝臓の病気で国からもらえる給付金とは

公開日: 更新日:

 あなたは「B型肝炎訴訟」という言葉を聞いたことがあるだろうか。

 昭和23年から昭和63年までの間に国が強制した集団予防接種等での注射器の使い回しが原因で、多くの人がB型肝炎ウイルスに感染してしまった。この被害者らが国の責任を追及する訴訟を起こし、最高裁で国の損害賠償責任が認められ、平成23年6月には国と原告・弁護団の間で認定要件や給付金などの基本合意と法律が制定された。これにより、B型肝炎の被害者は症状に応じた給付金を受けられるようになったのだ。

 以下の条件を満たしていると、B型肝炎訴訟で給付金をもらえる可能性がある。本人に限らず、相続人であってもだ。

①一次感染者=昭和16年7月2日~昭和63年1月27日に生まれ、B型肝炎ウイルスに持続感染している(医師から「B型肝炎ウイルスに感染している」と診断されたことがある)。
②二次感染者=母親が一次感染者で母子感染した。

 ところが、全国に40万人以上いるといわれるB型肝炎給付金の対象者のうち、実際に手続きをとって訴訟を起こし給付金を受け取れることが確認できたのは4万4761人(平成31年1月31日・法務省)と、まだ全体の10分の1程度。給付金を受け取れることすら知らない被害者がまだまだ多い。

給付金の金額はいくら?

 ではB型肝炎訴訟でもらえる給付金の金額はいくらか。それは肝がんや慢性肝炎などの病態によって以下の通り定められている(写真②)。最大で3600万円、最も少なくても50万円だ。また、B型肝炎ウイルスに感染しているなら、まだ肝炎を発症していなくても給付金をもらうことができる(いわゆる「無症候性キャリア」)。
 
 ここまで読んで、「訴訟なのだから手続きが面倒なのでは?」と気になるのは当然だろうが、手間をかけずに給付金をもらう方法がある。 それは弁護士に任せてしまうことだ。
 
 B型肝炎訴訟で給付金をもらう流れは、以下の通り。
 
①訴訟のための資料集め ②訴状の作成 ③提訴 ④被告(国)とのやり取り ⑤裁判所への出廷 ⑥和解 ⑦給付金の受取り
 
 これらすべてを1人で行うのは至難のワザだが、弁護士に依頼すれば②~⑦の手続きをしてもらえる。「ベリーベスト法律事務所」では、①もしっかりサポート。資料集めについても、その多くを弁護士が代理で取得してくれる。訴える側の負担を最小限に、給付金をもらうことが可能だ。

 また、ケースによっては証拠が残っておらず、裁判上「集団予防接種等を原因としてB型肝炎ウイルスに感染したこと」の証明が難しいケースがあるが、ベリーベスト法律事務所は他の事務所では断られてしまうような案件でも、豊富なノウハウに基づき、可能な限り給付金がもらえるようにサポートしてくれる。
 
 気になる弁護士費用だが、なんと国が一部負担してくれる。しかも、弁護士費用はもらった給付金から支払うため、自分の“持ち出し”がないのも嬉しい。
 
 まずは給付金が請求できるかを知るために、ベリーベスト法律事務所の無料診断を! 必要事項を入力するだけだから超簡単だ。
 
①以下のリンクからサイトにアクセス
②あなたの生年月日を選択して入力
③4つの質問に対して該当する答を選択
④「今すぐ無料診断」をクリック

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

もっと見る

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁