堅守と豪打が激突! 異色の麻雀対局レース「2020」が目前
出場する麻雀プロ男女16名全員が“タイトルホルダー”という超豪華な麻雀対局番組の開催が、今年も目前に迫ってきた。「U-50 日テレプラス麻雀リーグ 2020 ヤングマスターズ ペナントレース」(日テレプラス)の火蓋が8月9日(日)25:00~、ついに切られる。
同番組が数多くある麻雀対局番組と、いったい何が違うのか? まずは「出演陣の豪華さ」だ。すでに麻雀番組で輝いているスターはもちろん、今後スターになるべくメキメキ頭角を現している若手ホープ、人気実力とも兼ね備えた女流雀士までズラリ勢揃い。しかも16人中9人がMリーガーだ。そして今年も、俳優の萩原聖人プロが参戦する!
もう一つの大きな特徴が、他局では見られない“切り口”で麻雀を見せる「エンタテインメント性」だ。
プロ16人は男女混合で各8名ずつ、「セイラーズ・リーグ」(セ・リーグ)と「パイレーツ・リーグ」(パ・リーグ)の2つのリーグに分けられ、予選リーグを戦う。各リーグの総合得点上位4名が「クライマックスシリーズ」(CS)に進出。そして各リーグCSの上位2名が栄冠ペナント獲得を目指し、決勝にあたる「CS日本シリーズ」を戦う。予選開始から決勝まで放送回数にして全20話、CS日本シリーズ進出するプロは半荘7回という長丁場の戦いが繰り広げられる。
堅守のセ・リーグ、豪打のパ・リーグ
実は予選の「セイラーズ・リーグ」と「パイレーツ・リーグ」の2リーグは、“打ち筋”によってプロが分けられるというのもキモだ。
「セ・リーグは、理路整然とした手順・手筋と押し引きでセオリーに忠実に戦う“正統派”。一方のパ・リーグは、主導権を握るためにはなりふり構わない攻撃で翻弄する“仕掛け派”です。両リーグを一言で喩えるなら、『堅守のセ、豪打のパ』と言ってもいいでしょう。戦い方が対照的な2つのリーグがあることで、予選から白熱の対局が楽しめるような仕掛けになっています」(番組ディレクター・熊井将仁さん)
このコンセプトは番組がスタートした2018年から大きな評判を呼び、同年の予選4試合をYouTubeで配信したところ、総視聴回数が1年で20万回を超えたほど。
古くは1995年放送開始の「THEわれ目DEポン」(現在はCSフジテレビONE)から2018年にAbemaTV麻雀チャンネルで放送され瞬く間に人気コンテンツとなった「Mリーグ」に至るまで根強い人気を誇る麻雀対局番組は、「U-50 日テレプラス麻雀リーグ 2020 ヤングマスターズ ペナントレース」で新たなフェーズに入ったと言っていい。
2019年はセ・リーグから滝沢和典プロが優勝、昨年はパ・リーグから“女帝”和久津晶プロが優勝している。果たして今年、栄光のペナントを勝ち取るのは誰だ?
「若手の実力派プロばかりですから、すべての対局でお互いの意地と意地がぶつかり合います。今年は予選序盤でいきなり役満が炸裂する熱さです!」
熊井ディレクターからはこんなサプライズ発言も飛び出した。12月のCS日本シリーズまで目が離せない。
●出場者(50音順)
【セイラーズ・リーグ】石川遼、魚谷侑未、内川幸太郎、蛯原朗、岡田紗佳、白鳥翔、滝沢和典、古谷知美
【パイレーツ・リーグ】和泉由希子、井出康平、佐々木寿人、猿川真寿、高宮まり、萩原聖人、本田朋広、和久津晶
【解説】馬場裕一 【実況】内藤正樹
●システム
・各リーグ戦(予選)は8名が半荘4回ずつで各4戦闘う
~各リーグ8戦、2リーグなので16戦!
・各リーグ総合得点上位4名が「クライマックスシリーズ」に進む
~予選の特典を持ち越し半荘4回各リーグ1戦ずつ、2リーグなので2戦
・各リーグトップ2名がCS日本シリーズ(決勝)へ進出
~予選の得点を持ち越さず半荘4回・1戦の勝負
~最高得点者が優勝、栄冠のペナント獲得
■外部リンク■
「U-50 日テレプラス麻雀リーグ 2020 ヤングマスターズ ペナントレース」番組サイト