阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

公開日: 更新日:

 DeNA入りした藤浪晋太郎(31)に続いて、米球界に在籍していた元阪神選手がまたも他球団に移籍することになった。

 昨27日、フィリーズ2Aを自由契約となった青柳晃洋(31)がヤクルトとの契約で基本合意したことが判明。近日中にも発表されるというのだ。

 昨オフ、阪神からポスティングで米球界に挑戦。フィリーズとマイナー契約を結んだ。マイナー通算23試合で1勝3敗、防御率7.22と振るわなかったものの、阪神時代は2021年から2年連続最多勝、22年は最優秀防御率の2冠を獲得するなど、実績は十分。最下位に沈むヤクルトが巻き返しを図るために触手を伸ばした格好だ。

 しかし、両右腕の古巣である阪神の反応は、実に冷たいものだった。

「古巣からのオファーはなかった」と明かした藤浪はもちろん、青柳に至っては、19年まで在籍していた四国IL・高知のドリス(37)を獲得したことで支配下の70人枠が埋まり、ハナから獲得する気がなかったと、もっぱらだ。

「手を挙げる球団が現れなければ、遅かれ早かれ救いの手を差し伸べたはずですが……」と、在阪放送関係者がこう続ける。

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