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権藤博野球評論家

1938年12月2日、佐賀県鳥栖市生まれ。鳥栖高からブリヂストンタイヤを経て61年に中日入り。1年目に35勝19敗、防御率1.70という驚異的な成績を挙げ、最多勝や沢村賞などタイトルを総ナメに。連投に連投を重ねる姿に「権藤、権藤、雨、権藤」の流行語が生まれた。68年に現役引退後は各球団の投手コーチを歴任。横浜で初の監督に就任した98年にはいきなりペナントを制し、38年ぶりの日本一に導いた。

打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

公開日: 更新日:

「我慢して使えば、打者から見てあれほどイヤな投手はいないよ。ベンチがその我慢をできるかどうかだな」

 先日、DeNA三浦大輔監督と会って、そんな話をした。藤浪晋太郎(31)のことである。

 7月16日に入団が発表され、3年ぶりの日本球界復帰登板となった同26日のロッテとの二軍戦は1回を三者凡退。わずか5球ながら、ボール球が1球もなかったという。31日のイースタン・リーグ西武戦は3回無安打無失点2四球で、阪神猛追の切り札として期待する声が少なくない。

 DeNAは先発陣の駒は揃っており、一軍に昇格すれば中継ぎでの起用となるだろう。リリーフ陣はウィック、抑えだった入江が故障で離脱しただけに、藤浪が穴を埋めてくれれば大きい。

 とはいえ、だ。常につきまとう制球不安が劇的に改善されるとは考えにくい。まずは、プレッシャーの少ない、例えば、リードを許している展開で登板させ、リズムをつかませたい。その上で、“四球を4つ出しても1点”という心持ちが、本人はもちろん、使う側にも必要だろう。

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