「二軍で2試合連続適時打」の阪神・佐藤輝明は本当に復調してるのか？

前半戦は佐藤はチームを牽引したが…（Ｃ）日刊ゲンダイ

「31日の適時打はフライが風に流されてのラッキーヒット。一軍なら結果オーライでも、二軍ではあまり意味がない。前半戦で活躍した佐藤は他球団から徹底的に研究された。直球で内角をえぐられ、落ちる変化球で空振りというパターンにハマってしまっている。今の佐藤に必要なのは、そんな相手の攻めを打ち破る工夫、そして納得できるスイングでボールを捉えられているかどうか。同じファウルでも、泳がされて打ったのでは、捕手を『しめしめ』と安心させてしまう。逆に強烈な打球なら『この配球でいいのだろうか？』と捕手も悩ませ、バッテリーに対して主導権を握ることができる」

　当然ながら、CSに二軍投手は出てこない。今季前半戦の阪神の大躍進は佐藤の活躍あってこそ。いっそ最後の最後まで、このルーキーと心中するのもアリか。

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