ロッテ“レジェンド”鳥谷敬が現役引退 古巣の阪神復帰待望論も気になるTVでの「×印」

公開日: 更新日:

 10月31日、ロッテ鳥谷敬内野手(40)が今季限りで引退を発表した。

 2019年に阪神を退団した鳥谷は翌20年、開幕直前にロッテへ電撃入団。今季は32試合出場で打率.170。7月6日以降、二軍暮らしが続いていた。鳥谷本人からこの日、球団に引退を申し入れたという。通算18年で2099安打、プロ野球歴代2位の1939試合連続出場記録を持つレジェンドがバットを置く。

 気になるのは今後の進路だ。阪神に16年間在籍したことから、関西のメディアとの付き合いも古く、新聞、テレビから引っ張りダコになることは間違いない。

「後輩の面倒見が良く、アドバイスもポイントを抑えている。元阪神の先輩・(現ロッテの)今岡ヘッドコーチと同様に指導者としても期待されている」とは、ロッテOB。ロッテで指導者として再スタートを切る可能性もゼロではないだろう。

 一方で、古巣の阪神ファンとすれば、是が非でも指導者として戻ってきて欲しいはずだ。

「阪神は金本知憲矢野燿大が監督を務めているように、03年、05年優勝メンバーを監督、コーチとして重宝している。矢野監督は来季続投が決定的ですが、その後となると、監督足りうる人材が枯渇している。昨季限りで引退した元守護神の藤川球児氏、解説者として評判がいい『レッドスター』こと赤星憲広氏、そしてこの鳥谷くらいしか浮かびませんから(苦笑い)」(阪神OB)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  5. 5

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  1. 6

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  5. 10

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ