新十両・旭富士は“最強の新弟子”の評判通り史上最速タイ昇進…4年半の研修生生活で得た財産
「近年はどの部屋も相撲を取る稽古が1日10番、多くても20番程度が当たり前。そんな時代にあって、伊勢ケ浜部屋は昔ながらに何十番も相撲を取る。内容も激しく、稽古中はピリピリした空気が漂っている。だからこそ、力士が伸びる。大関から序二段まで転落しながら横綱まで上り詰めた照ノ富士を筆頭に、現在も幕内だけで熱海富士、伯乃富士、義ノ富士、錦富士、尊富士、寿之富士と多士済々。伯乃富士も閉鎖となった宮城野部屋から移籍後、再入幕を果たした。これだけの力士がひしめいているのだから、稽古相手にも困らない」
かつて若貴兄弟を筆頭に実力者がひしめいていた、藤島部屋さながらの光景だ。
「今いる力士の大半は先代師匠の弟子。先代旭富士は横綱としては優勝1回、9場所で引退と活躍は短かったが、師匠として見事に花を咲かせた。稽古嫌いで有名だった先代が、猛稽古で鳴らす部屋をつくるなんて、誰も想像できませんよ。その意味では、今の師匠、元横綱照ノ富士の手腕にも注目です」(ベテラン親方)
2代目旭富士はどこまで出世できるか……。


















