著者インタビュー
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「土地は誰のものか」五十嵐敬喜氏
荒れ放題になった庭、朽ちかけた建物。空き家問題が身につまされる読者も多いのではないだろうか。なんと、日本中に空き家は849万戸もあり(2018年、国土交通省)、住宅総数の13.6%に到達。まもなく1…
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「大人の食物アレルギー」福冨友馬氏
食物アレルギーと聞くと、子どもに起こる疾患と思う人は多いだろう。ところが近年、“大人の食物アレルギー”が増えているという。 「大人の患者さんが増えたな、という実感はありますね。食物アレルギーは…
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「『トランプ信者』潜入一年」横田増生氏
アマゾンやユニクロへの潜入取材を行ってきた著者。本書で潜入先に選んだのは、当時のトランプ大統領が2期目を目指して戦う大統領選挙だった。 「以前からアメリカ大統領選挙を取材したいと考えていました…
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「一瞬で心が整う『色』の心理学」南涼子氏
毎日毎日、コロナの感染者が増えた、減ったとデータが発表され続けて3年目。緊急事態宣言やまん防などが解除されたかと思いきや、また発令で、「なんとなくやる気が起きない」「熟睡できない」「うつ気味」と不快…
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「死の医学」駒ヶ嶺朋子氏
臨死体験や体外離脱、金縛りなど、日常とは異なる体験は、長い間、オカルトのように扱われてきた。しかし、いまや、これらの奇妙な体験は脳科学の領域で説明可能なものとなっているというから驚きだ。 「手…
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「絶滅危惧種はそこにいる」久保田潤一氏
著者は、テレビ東京系の人気番組「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」に解説者としてレギュラー出演している自然保護団体「NPO birth」の職員。番組で行った以外も合わせると、北海道から沖縄まで60…
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「かくして彼女は宴で語る」宮内悠介氏
明治末期に実在した、若き芸術家たちのサロン「パン(牧神)の会」。北原白秋や石川啄木ら誰もが知るメンバーも参加しており、隅田川をパリのセーヌ川に見立て、河畔の西洋料理屋「第一やまと」に集い芸術を語り合…
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「長生き地獄」森永卓郎氏
長生き地獄、なんともぎょっとする書名だ。長生きすることは幸せではないのだろうか。 「充実した老後を送るためにはお金が必要です。そのための公的年金は現在、平均的サラリーマンと専業主婦の夫婦2人の…
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「王子失踪す」山上たつひこ氏
一世を風靡した、あのギャグ漫画「がきデカ」から約40年──。 1990年に「がきデカ」完結編を世に送り出して以降、著者が主に足場としたのが小説の世界だ。本作は5つの短編からなる著者の最新作だ…
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「野生動物の法獣医学」浅川満彦氏
「路上に1体のカラスの死体が落ちているとしましょう。誰の所有物でもない、こうした野生動物の死体は、通常は生ごみとして処理され、死因の追求までは行われません。でも、大量の死体が見つかったときには人々は不…
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「問題の女 本荘幽蘭伝」平山亜佐子氏
女優、新聞記者、喫茶店オーナー、救世軍兵士、講談師、劇団座長、書籍販売員、ホテル経営者など、次々と数十もの職業に就き、一生涯で50人近い夫を持った上に、関係を持った男性は120人以上──。 …
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「LOH症候群」堀江重郎氏
「最近、グラビア写真に興味がなくなった、または以前のようにハツラツとして働けなくなった、笑うことが減ったと感じているなら要注意です。もしかすると、男性更年期障害かもしれません」 日本初のメンズ…
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「14歳からの個人主義」丸山俊一氏
「個人主義」と聞くと、自分の都合しか考えない身勝手と感じるかもしれない。しかし本書が示す個人主義は、もちろんそんなものではない。変化が激しく、さまざまな問題が複雑化する現代社会で、これまで以上に“自分…
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「一人飲みで生きていく」稲垣えみ子氏
「私が一人飲みを始めたのは40歳の頃ですが、50歳をすぎた今、一人飲み“修行”をしておいてよかったな、と心から思っているんです。仕事はフリーランスだし、世間的には何も持っていませんが、何の不安もない。…
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「楽しい孤独 小林一茶はなぜ辞世の句を詠まなかったのか」大谷弘至氏
江戸時代に俳人として活躍した小林一茶。生涯に2万もの句を詠んでいるが、実は辞世の句を残していない。 「辞世の句は死の間際に詠むというより、死期が近づいたことを悟ったときにあらかじめ詠んでおくも…
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「中国料理の世界史」岩間一弘氏
「昨日の夕食は家族で餃子をつくった」「寒いから昼は熱々の麻婆豆腐定食にしよう」。こんなふうに、中国料理ほど日本人の食生活に溶け込んでいる料理は他にない。ロシアのボルシチやイギリスのフィッシュ&チップス…
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「死体格差」山田敏弘氏
2020年に日本で死亡した人の数は約138万人。そのうち病院以外での死亡は約17万人だ。では、〈兵庫県36.3%、東京都17.2%、広島県1.2%〉、これらは何の数字か。 「2019年度の『死…
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「デンデケ・アンコール」芦原すなお氏
往年のバンド少年たちなら本書のタイトルに「お!」と反応したのではないだろうか。かつて大林宣彦監督によって映画化もされた青春バンド小説「青春デンデケデケデケ」の30年ぶりの続編である。 デンデ…
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「笑うマトリョーシカ」早見和真氏
物語の主人公は、40代で官房長官にまで上りつめた民和党代議士の清家一郎。そしてもうひとり、清家と高校時代に出会い、今では秘書として清家を支える鈴木俊哉だ。ある日、清家のインタビューを担当した記者は、…
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「アーバン・ベア」佐藤喜和氏
近年、全国で市街地に出没するクマが問題になっている。6月に、札幌市の中心部でヒグマが住民4人を襲う事件が発生し、TVやネットで流れた襲われる瞬間の映像を記憶している人も多いだろう。2000年代以降、…