著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

佐藤二朗は信州大経済学部から就職氷河期にリクルートに入社も、わずか1日で辞めて役者の道へ

公開日: 更新日:

橋本愛(30)の事務所やフジテレビとのボタンの掛け違いがいくつも重なり窮地に追い込まれた佐藤二朗(57)だが、彼の俳優人生が揺らぐことはない」と話すのは制作会社の幹部。

 名古屋市に隣接する愛知県東郷町で育った佐藤が役者を目指そうと思い立ったのは地元の公立小学校4年の時。学芸会の劇で主役を演じ喝采を浴び、芝居に目覚めた。NHK名古屋放送児童劇団に入り「中学生日記」に出演。中学2年の時、富田靖子(57)が主演を務める映画「アイコ十六歳」のオーディションに合格。同級生役だったが、セリフはもらえなかった。

 近くにある県立高校に進学。水泳部や英会話部に入ってみたものの、すぐにやめている。現在のよくしゃべるイメージとは真逆で、寡黙な高校生だった。3年間、芝居とも関わらなかった。役者への夢を捨てたわけではなかったが、これで食っていくという未来図は描けなかったのだ。

 ちゃんとした会社に就職して趣味で演劇をやるのが自分に合っていると思い、いい大学に入るために受験勉強に精を出した。国立の信州大経済学部(現経法学部)に現役合格。特に経済に興味があったわけではなかった。

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