語り部の経営者たち
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C-United(珈琲館・ベローチェ) 友成勇樹社長(1)22歳で2000万円の借金を抱える
「珈琲館」と「カフェ・ベローチェ」が統合して2021年4月に発足した「C-United」(約400店舗展開)は、今年4月に「カフェ・ド・クリエ」(約200店舗展開)などを運営するポッカクリエイトをグル…
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キャディ 加藤勇志郎社長(4)データベースから適正価格と最適な工場を割り出す
キャディの強みのひとつは、独自のデータベースに照合して、最適な協力工場を割り出すことだ。 完成品はすべてキャディが検品をして、納品する。大口受注の際には、数十社に振り分けたり、協力工場に張り…
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キャディ 加藤勇志郎社長(3)縦割り構造をフラットに変える
加藤はマッキンゼー時代の成果を、「製造業における課題を自分で気づけたこと」だと語る。 多くの大手メーカーは長年同じ下請け工場に部品を発注している。製造業界はこのような縦割り構造になっていた。…
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キャディ 加藤勇志郎社長(2)マッキンゼーで製造業のサポートに関わる
キャディは、メーカーと部品工場をマッチングし、納品まで責任を負うプラットフォームを運営するベンチャーだ。 加藤は東京大学経済学部に入学して間もなく、ビジネスに関心を持つようになる。 …
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キャディ 加藤勇志郎社長(1)部品調達の仕組みを一新させた町工場の救世主
かつては「ものづくり大国ニッポン」として隆盛を極めていた製造業が、近年元気がない。 技術力に定評のある町工場が多いにもかかわらず、ここ30年で半分以上の町工場が廃業、倒産しているという実態が…
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ワクイ音楽事務所 増田峰夫社長(4)ナベプロ独立で苦戦していた小柳ルミ子のフォローに回る
渡辺プロ1期生の増田氏は1974年、系列会社のアポロン音楽工業の社員に転身。86年11月には「八重洲メッグホール」の支配人となり、クラシックのコンサートなどを企画した。89年には当時18歳で、まだ無…
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ワクイ音楽事務所 増田峰夫社長(3)渡辺晋さんのマネジメント哲学
森進一が渡辺プロから木倉事務所に移籍するのではないか──。1967年12月、芸能界を揺るがす独立騒動があった。増田氏はその渦中にいた。 「大変でしたよ。毎日、渡辺晋社長に『マネジャーがしっかり…
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ワクイ音楽事務所 増田峰夫社長(2)ハナ肇さんと植木等さんのこと
植木等の「お呼びでない?」が流行語になった1961年、大卒1期生として渡辺プロダクションに入社した増田氏は営業課に配属された。 「渡辺晋社長が大学時代の成績を見て『おまえ、法律は可ばかりなのに…
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ワクイ音楽事務所 増田峰夫社長(1)ナベプロ大卒1期生で森進一と布施明を担当
目の前で銃声を聞いた殺人事件、芸能界を揺るがす独立騒動、経営者の多額の持ち逃げ……来年、米寿を迎える「ワクイ音楽事務所」社長の増田峰夫氏は背筋をピンと伸ばしたまま、よどみなく激動の半生を語ってくれた…
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サリバテック 砂村眞琴CEO(7)病気を早く見つけ社会を活性化させたい
唾液1滴で6種類のがんリスクを検査できる「サリバチェッカー」。この商品は、経営者であり、医師でもある砂村眞琴の「最先端の研究結果を実用化し、多くの人に広めたい」という夢の結晶である。 東北大…
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サリバテック 砂村眞琴CEO(6)研究成果を広めるために会社を設立
唾液1滴で6種類のがんリスクを検査できる「サリバチェッカー」を開発・販売しているサリバテック社。代表の砂村眞琴は、東京・練馬区で開業する現役の医師でもある。 東北大学の付属病院時代には、膵臓…
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サリバテック 砂村眞琴CEO(5)唾液でがんを判別する研究に参加
唾液1滴で6種類のがんリスクを検査できる「サリバチェッカー」を開発販売しているサリバテック社。代表の砂村眞琴は、東京・練馬区でクリニックの院長を務める現役の医師でもある。以前は東北大学で膵臓がんの治…
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サリバテック 砂村眞琴CEO(4)クリニックの赤字を3年で解消
唾液1滴で6種類のがんリスクを検査できる「サリバチェッカー」。この画期的な検査キットを開発し、販売する会社の代表である砂村眞琴は、東京・練馬区でクリニックの院長を務める現役の医師でもある。 ■…
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サリバテック 砂村眞琴CEO(3)理想の医師像はDr.コトー
唾液1滴で6種類のがんリスクを検査できる「サリバチェッカー」を提供しているサリバテック社。代表の砂村眞琴は、東京・練馬区でクリニックの院長を務める現役の医師でもある。 「膵臓は面白いぞ」 …
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サリバテック 砂村眞琴CEO(2)2年の予備校生活を経て医大へ
長引くコロナ禍でがん検診が停滞。不安な庶民の強い味方になっているのが、唾液1滴で検査できるがんリスク検査「サリバチェッカー」だ。 唾液中の代謝物をAIで解析(メタボロミクス)することで、体に…
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サリバテック 砂村眞琴CEO(1)膵臓がんのスペシャリストは社長と医師の「二刀流」
日本人の2人に1人がかかるがん。早期発見できれば不治の病ではない。だが、長引くコロナ禍でがん検診が停滞。今後、進行がんの増加が懸念される。保健当局は「がん検診は不要不急の外出には該当しない」と受診を…
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シニアジョブ 中島康恵社長(4)重要なのはマッチングのスピードと履歴書の書き方
シニアの求職支援を始める前に巣鴨や三軒茶屋で直接シニアの声を聞くというアナログ手法を取ったのは、ニーズを探るのが目的ではあったが、シニアはデジタルに弱いという先入観もあった。 しかし、実際に…
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シニアジョブ 中島康恵社長(3)シニアの声を聞くことから始める
税理士向けクラウドソフトの開発、販売で起業したものの、まったく売れない。 創業メンバー3人のうち、立教大生2人は半年で脱落、東大生も2年半後には去っていった。 「特に、東大生とは一心同…
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シニアジョブ 中島康恵社長(2)税理士向けクラウドソフトの開発、販売で起業
シニアジョブはシニアの転職支援をする人材会社だ。 同社を率いる中島は少年時代、Jリーガーになる夢を抱いていた。小6~中3の間、柏レイソルユース、強豪の水戸商業高校を経て、サッカー推薦で国士舘…
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シニアジョブ 中島康恵社長(1)働く場がないシニアをひとりでも減らすために
シニアジョブは、50歳以上のシニアに特化した人材紹介・人材派遣サービスを提供する会社である。 「定年後は悠々自適」という言葉が必ずしも当てはまらなくなってきた昨今、仕事を求めるシニアは年々増え…
