巻頭特集
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ごまかしても国民は忘れない 加計氏が消えた首相の夏休み
まったく、いい気なものだ。まだ「西日本豪雨」の被災者は苦しんでいるのに、安倍首相は山梨県の別荘に行き、長い長い夏休みを満喫している。16日には「ナイスショット!」と、森喜朗、小泉純一郎、麻生太郎とニ…
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国民不在の自民党 “疑惑の安倍”礼賛で挙党一致の気味悪さ
長い夏休みに入った安倍首相は山梨県の別荘に滞在中。16日は朝から小泉元首相、森元首相らと大好きなゴルフを楽しんだ。西日本豪雨の被災地視察を取りやめたほどの激痛だった股関節周囲炎も、すっかり良くなった…
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安倍首相が圧勝の情勢 石破氏はもう飛び出したらどうだ
「二度とチャレンジできないように石破を叩き潰す」 安倍首相が3選を目指す9月の自民党総裁選を巡り、その周辺からはこうした不穏当な声が公然と上がっている。安倍政権は、誰でも何度でも再チャレンジで…
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憲法破壊宣言の安倍首相 毎度の「終戦談話」の白々しさ
この夏も、安倍首相が繰り出す言葉は空虚だ。73回目の終戦の日を迎えた15日の戦没者追悼式での式辞といい、広島・長崎の原爆忌での挨拶といい、毎年ほぼ同じ文章の使い回し。「戦禍を二度と繰り返してはならな…
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沖縄が縮図だ 国民が知らない「安倍3選」本当の怖さ
15日、この国は73回目の「敗戦」記念日を迎えるが、今こそ「この国は本当に民主主義国なのか」を国民全体で問い直す必要がある。 先の大戦における比類なき犠牲を経て、日本は民主主義国に生まれ変わ…
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なぜ圧勝にこだわるのか? 後ろ暗い首相の“異様な総裁選”
「6年前に総裁選に出た時の志は微塵も変わることはない」。9月の自民党総裁選を巡り、11日、自民党山口県連の「安倍晋三内閣総理大臣を囲む会」に妻・昭恵氏と出席した安倍首相が事実上の出馬を宣言。これで、石…
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【自民党総裁選】石破氏が問うべきは安倍首相の“犯罪性”だ
ようやく石破茂(61)が、総裁選への出馬を表明した。9月に行われる総裁選は、安倍首相(63)との一騎打ちになる可能性が高い。 どうやら石破は、本気で安倍首相と政策論争を戦わせるつもりのようだ…
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安倍首相の「寄り添う」は口だけ 沖縄知事選の重みと行方
安倍首相が政権に返り咲いてから6回目の出席となった長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典。9日のあいさつもヒドい代物だった。 「わが国は非核三原則を堅持しつつ、国際社会の取り組みを主導していく決意です…
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「五輪のため」という狂気…皆が怯える2020年破滅への道
わずか2週間の五輪のためにサマータイムを導入――。冗談だろうと思っていたら本気らしい。東京五輪組織委員会の森喜朗会長から導入の要請を受けていた安倍首相が7日、自民党に検討を指示したのだ。早速、自民党…
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跋扈するヘタレとヒラメ 霞が関全体がサガワ化の世も末
政府が来年の天皇退位と新天皇即位に合わせ、国家公務員が過去に受けた懲戒処分の免除を行う検討を始めたと、7日の毎日新聞が報じた。複数の政府関係者が明らかにしたという。 免除の範囲は「前例踏襲が…
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溢れる安倍圧勝報道 大メディアが「続投後押し」の異様
クソ暑い中、目を疑う報道が相次いでいる。例えば5日付の日経新聞。ASEAN地域フォーラムの参加国が集う夕食会で、河野外相が北朝鮮の李容浩外相と接触したのを受け、〈安倍晋三首相が意欲を示す金正恩委員長…
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「三選後はレームダック化」と読む“政局屋”竹下派の権謀
雪崩を打つように、我も我もと自民党議員が“安倍支持”に走り、9月の自民党総裁選は「安倍3選」で決まったも同然の状況だ。 何しろ5大派閥のうち、細田派(94人)、麻生派(59人)、岸田派(4…
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検察とタッグ? 安倍政権が目論む 「文科省解体」の怖さ
テレビのワイドショーを連日、騒がしている日本ボクシング連盟の山根明会長をめぐる醜聞のひとつ「奈良判定」じゃないが、霞が関官僚の間で今、密かに「アベ判定」とささやかれている事件がある。東京地検特捜部に…
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猛暑がなぜトップニュース? こうして国民はバカになる
テレビは相変わらず「猛暑」がトップニュース扱いだ。台風12号が去って、再び殺人的な暑さがぶり返しているから注意を呼びかける必要があるのは分かる。しかし連日、長時間を割くのはいかがなものか。 …
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上から下までモラルなし コワモテ・鉄面皮がのさばる国
ここ数日、クソ暑い中、日本ボクシング連盟のドン、山根明終身会長(78)の暑苦しい顔をテレビで見ない日はない。 連盟は1日、助成金の不正流用を認めたが、「山根会長が他の2選手のことを思う親心か…
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黒田日銀も白旗 国民はアベノミクスの成果に騙されている
「3本の矢」とやらが放たれてから5年7カ月――。ようやくデタラメのアベノミクスにピリオドである。 日銀は31日の金融政策決定会合で異次元緩和の修正を決定。長期金利が0.2%程度まで上昇すること…
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この暴政、強権に沈黙…“ヘタレ集団”自民党の大罪と末路
もう自民党は終わりじゃないか。完全に毒が回っている。 岸田文雄(61)が出馬を断念したことで、9月の総裁選は、安倍首相(63)と石破茂(61)の一騎打ちになることが、ほぼ確定した。「次の総裁…
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財務省は不起訴、文科省は一網打尽 検察に対する疑念の目
珍しく、検察がやる気を見せている。 文科省の前局長が、支援事業で東京医科大に便宜を図る見返りに、自分の息子を不正に合格させた罪で逮捕・起訴されたのに続き、またしても文科省幹部が収賄容疑で逮捕…
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猛暑だけじゃないクレージーの数々 誰のための五輪なのか
日本列島を襲うこの厳しい暑さには、誰もが閉口している。熱中症とみられる症状で救急搬送、死亡するケースが全国で相次ぐ。東京五輪開催まで2年を切り、お祭り騒ぎが繰り広げられているが、日常生活を営むことさ…
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後を絶たない差別・排除発言 これぞ安倍自民党の体質だ
「障害者は生きていてもしょうがない」――。独善的な凶行から、26日で2年。相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人を殺害、26人に重軽傷を負わせた植松聖被告(28)は今なお、拘置所内…