巻頭特集
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憲法破壊者の安倍首相が「改憲」を言い出す笑止
いよいよ安倍首相が憲法改正の野望を隠さなくなってきた。10日のNHK「日曜討論」に出演した安倍は、夏の参院選について「自公だけでなく、改憲を考えている未来に向かって責任感の強い人たちと3分の2を構成…
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鉄火場と化した株式市場 「年金マネー」が溶けていく
下がり続ける相場を呆然と眺めているしかないのか。8日の日経平均株価は、大発会から5日続けての下落を記録。これは戦後初めてのことだ。株価が下がれば日銀やGPIFが買い支える官製相場に慣れっこになってい…
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イスラム国の次は北朝鮮…ならず者への国際包囲網の危うさ
北朝鮮が水爆実験に成功したと発表したことを受け、国連安保理が緊急会合を開き、非難声明を出した。会合は日本と米国、韓国が要請。新たな制裁決議に向け動いているが、安倍首相はこれを「日米で主導する」と言い…
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安倍ペテン政権 いつまで続ける「賃上げ要求」という猿芝居
大新聞は「異例の呼びかけ」と書いていた。 日銀の黒田総裁が5日、連合の新年交歓会に出席し、「賃金上昇は日本経済の成長に不可欠だ」とあいさつ。しかも2%の物価目標に向けて「必要と判断すれば、さ…
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通常国会で憲法破壊を問わない 裏切り野党の“与党ボケ”
とうとう、本心を隠さなくなったということか。1月4日に官邸で行われた年頭会見。安倍首相はこう明言した。 「憲法改正について、参院選でしっかり訴えていく」 昨年11月、保守系の会合でも「…
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自画自賛の安倍外交 その裏のトリックの姑息
4日から始まった通常国会。異例の早い召集もそうだが、召集日の本会議で安倍首相が外交報告、麻生財務相が15年度補正予算案について説明する財政演説を行ったことも、過去に例を見ない変則スタートとなった。 …
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衆参同日選で安倍政権が勝てば「憲法破壊」が常態化する
2016年は、この国と国民にとって、最大の岐路になる。 安倍暴走政権が、さらなる憲法破壊をもくろんでいるからだ。それを国民が阻止できるのか。結果次第で、国の形は完全に変わってしまうことになる…
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憲法だけじゃない 2015年に安倍政権が「破壊したもの一覧」
戦後70年の節目を迎えた2015年も残すところあとわずか。この1年ほど戦後の日本にとって、政治権力の暴走で国民の権利や社会の骨組みをズタズタに蹂躙された年はない。破壊された掛け替えのないモノを、一つ…
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古舘伊知郎が惜しまれるテレビ報道番組の惨状
「報道ステーション」の古舘伊知郎キャスターが24日、来年3月末で辞めることを発表した。このニュースが注目されたのは、古舘といえば、一応、反権力、反安倍で「戦ってきたキャスター」というイメージがあったか…
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アベノミクスで社会荒廃…貧すれば鈍する大企業の中小潰し
24日の毎日新聞のオピニオンページに掲載されていた[今年を振り返る]という座談会。ベストセラー「資本主義の終焉と歴史の危機」の著者でエコノミストの日大教授・水野和夫氏の発言は、まさに正鵠を射ていた。…
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安倍「冷血政治」で貧困拡大 暗く厳しい庶民の年の瀬
政府は24日、過去最大となる総額96兆7000億円規模の来年度予算案を閣議決定する。これに先立ち、22日の政府与党政策懇談会で、安倍首相は「経済再生と財政健全化の両立に向け全力で取り組んできた」と自…
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福島原発の惨状でわかった“犯罪”蔓延国家の実態
原発の不都合な事実に目をつむり、再稼働と輸出にシャカリキな安倍政権は、亡国の徒というほかない。 あまりニュースになっていないが、東京電力が17日に発表した事実には愕然としてしまう。この国が置…
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市場に見放された黒田日銀はどう落とし前をつけるのか
マーケットからは「日銀は終わった」「神通力は消えた」の声が上がっている。 18日(金)、今年最後の「金融政策決定会合」で、異次元金融緩和の「補完策」を決定した日本銀行。追加策を打ち出した黒田…
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鬼が笑う大甘皮算用 「ダブル選ならば自民圧勝」は本当か
来年のことを言えば鬼が笑うというが、永田町は来夏の衆参ダブル選挙の話題でもちきりだ。同日選なら、自民党がすさまじい勢いで圧勝するというのである。 週刊誌の議席数予想などによれば、衆院は自民党…
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みんなが騙されている 軽減税率という言葉のマヤカシ
自公与党の2016年度税制改正大綱が決まった。大メディアは「軽減税率の線引き」のドタバタしか報じないが、自民党税調と財務省から主導権を奪い取った安倍官邸の魂胆を国民は刮目して見抜くべきだ。「強者より…
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この国難に浮かれまくっている首相のアタマは正気なのか
米FRBは17日未明、連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、2006年6月以来、9年半ぶりに利上げに踏み切った。利上げ幅は0.25%。これで米国はついに出口戦略の入り口に立ったわけだが、恐ろしいのは…
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怪しい線引きと混乱は空前の「軽減税率不況」を招くだろう
与党は16年度税制改正大綱を、16日にも正式に決定する。軽減税率についてギリギリまでモメ、ドタバタで対象を「酒類、外食を除く飲食料品」に拡大したものの、今度は「何が外食か」の線引きでスッタモンダ。結…
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「核の商人」安倍外交…裏には武器輸出ビジネスも
世間が軽減税率で騒いでいる中、安倍首相がインドと原子力協定を結んできたが、この背景を探っていくと、ホント、背筋が寒くなる。 被爆国が核不拡散に逆行するような蛮行をして、シレッとしている恐ろし…
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理念なき安倍サマ支配 政治クーデターが起きない不思議
軽減税率をめぐる自公の茶番劇を見ていると、ウンザリした気分になってくる。コイツらは国民生活や、国の将来のことなどナーンも考えちゃいないからだ。選挙で自分たちが勝ち残ることしか頭にない。そのために税制…
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野坂昭如氏ら戦前世代の「痛烈安倍批判」を聞け
焼け跡闇市派などといわれ、自由奔放でありながら、反戦への言論活動を生涯続けた作家の野坂昭如氏(享年85)が9日、亡くなったが、同じく戦争世代の作家、瀬戸内寂聴さん(93)が日経新聞でこんな追悼文を書…
