巻頭特集
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北朝鮮にも円安にも「打つ手なし」際立つ首相の無力と無策
臨時国会で5日から岸田首相の所信表明演説に対する各党の代表質問が始まった。半世紀を超える自民党と旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の癒着、国葬強行、円安物価高対策、新型コロナウイルス対応──。山…
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安倍政権でも同じことがあった 北朝鮮ミサイル1発で日本中が大騒ぎ
北朝鮮が4日午前7時22分ごろ、弾道ミサイル1発を内陸部慈江道舞坪里一帯から発射。日本の東北地方上空を通過して同44分ごろ、太平洋上の日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下した。 松野官房長…
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庶民は岸田無策に怒り 狂乱物価対策たったこれだけ?
支持率下落が止まらず捨て鉢なのか? 3日から臨時国会が始まり、岸田首相が所信表明演説を行ったが、その中身のなさといったら、やる気を失っているとしか思えないものだった。 スタートアップ、GX、…
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細田衆院議長が開会のベルを鳴らすのか おぞましい臨時国会の風景
3日から秋の臨時国会がスタート。6月15日の通常国会の閉会から、実に4カ月近く。立憲民主党など野党の臨時国会召集の要求を無視し、やっと始まる国会論戦はのっけから、おぞましい光景だ。参院本会議で行われ…
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世界大不況突入前夜 よりによって岸田無策政権という運の尽き
もう国民生活はもたないのではないか。かつてない「値上げの秋」が、10月1日からはじまったからだ。 帝国データバンクによると、国内の値上げラッシュは10月にピークを迎えるという。1カ月間に値上…
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細田衆院議長は紙切れ1枚で謝罪なし 世にもふざけた国会議長の国会愚弄
さんざん逃げ回った挙げ句、A4の紙っぺら1枚。「ほら、出してやったぞ。これで文句あるか」とでも言わんばかりの上から目線の態度には、「国会議員の歳費は100万円しかない」と言い放った人物だけのことはあ…
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国葬でわかった自民党の限界 安倍政治を否定できない岸田内閣
いやはや、予想通りと言えばいいのか。 27日、東京・千代田区の日本武道館で強行された安倍晋三元首相の国葬のテレビ中継を見ていて、正直、日本人であることを恥ずかしいと感じた国民も少なからずいた…
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無理やり強行した意味は? 安倍国葬を視聴した国民の虚無と嘆息
一体、何のための「セレモニー」だったのか。国民世論の反対を無視したまま、27日強行された安倍元首相の「国葬儀」。終わってみれば、あまりに空疎なものだった。 民放の女性アナウンサーが司会を務め…
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安倍国葬強行 これは民主主義終焉のセレモニー(上)
世論の大半が反対する中、2カ月あまり前に凶弾に倒れた安倍元首相の「国葬」が27日、強行される。葬儀委員長を務める岸田首相は「民主主義を断固として守り抜く決意を示す」と言い張り続けてきたが、2022年…
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庶民は投資よりも明日の生活だ 岸田政権の経済無策“トンチンカン”
「聞く力」とか言っているが、岸田首相の耳も視線も国民の方へは向けられていないことがよく分かった。 国民の反対を無視して安倍元首相の国葬を強行することもそうだが、経済政策もひどい。22日に岸田が…
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安倍国葬強行 これは民主主義終焉のセレモニー(下)
岸田は国葬を実施する理由として「外交などの実績」「各国からの敬意と弔意の表明」などを挙げていたが、何のことはない。フタを開けてみれば、「シンゾー」「ドナルド」と呼び合う仲だった米国のトランプ元大統領…
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安倍国葬強行 これは民主主義終焉のセレモニー(中)
この2カ月あまり、岸田の対応はデタラメの連続だった。安倍の横死の背景に統一教会の関わりが浮上していたにもかかわらず、国葬実施を発表。 自民と教団の半世紀を超える癒着を掘り起こされると、慌てて…
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この円安は誰のせいだ! 改めて安倍国葬に怨嗟の声
これまでの「口先介入」に効果はなく、「伝家の宝刀」を抜かざるを得なくなった。急激な円安に歯止めをかけるため、政府が24年ぶりとなる円買い・ドル売りの為替介入に踏み切った。各国と調整しない日本の「単独…
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五輪そのものをやめるしかない「構造腐敗」 高橋某を葬り去っても次の高橋某が出てくるだけ
「老害どもが夢の跡」ーー。東京五輪汚職事件は紳士服大手「AOKIホールディングス」前会長の青木拡憲被告、出版大手「KADOKAWA」会長の角川歴彦容疑者と創業家トップが相次いで逮捕される事態に至った。…
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目が泳ぐ山際大臣 子どもに見せられない醜態の連続
国連総会に出席した岸田首相は訪米前、ニューヨーク証券取引所の講演で、自身が掲げる「新しい資本主義」をアピールしたいと意気込んでいたらしい。だが、その看板政策の担当大臣が見るもぶざまなこの体たらくなの…
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支持率“危険水域”の岸田内閣 菅政権末期のような惨状
彼我の差はどうにも埋めがたい。各国首脳ら約2000人が参列した英国のエリザベス女王の国葬は、厳粛かつ温かいものだった。歴代最長の70年にわたって英国君主の座にあった女王への崇敬、思慕、そして感謝に満…
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内閣支持率は危険水域 2つの国葬を巡りこれだけの雑音
日本時間の昨夜7時から執り行われた英国のエリザベス女王(享年96)の国葬。NHKがニュース枠を拡大して生中継し、民放テレビ各局もニュース番組で、葬儀が営まれたウェストミンスター寺院前に集まった英国民…
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急激な円安の理由は金利差だけではない これが正直な日本の国力
凄まじい日本売りだ。円安が止まらない。 外国為替市場では円相場が一時、1ドル=144円台後半まで売られ、1998年以来約24年ぶりの円安・ドル高水準をどんどん更新している。3月以降のわずか半…
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ついに「岸田辞めろ」ツイート 国葬が世紀の赤っ恥になる恐れ
大型で非常に強い台風14号が日本列島に接近。そろそろ台風シーズンで警戒が必要だ。 日増しに秋の気配が色濃くなってくるが、それを痛感しているのが岸田首相だろう。処暑を過ぎた頃から、秋の日のつる…
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スポンサー企業の全てに国民の疑念 賄賂を要求されたのは角川とAOKIだけなのか
弁護士から「賄賂に当たる可能性がある」と警告されても振り切って突っ走る。それがおぞましい利権の巣窟、五輪の“魔力”なのか。東京五輪をめぐる汚職事件は、紳士服大手「AOKIホールディングス」前会長の青…