巻頭特集
-
アベノミクス批判にブチ切れ 何様なのだ安倍晋三元首相
いったいこの男は、何様なのか。3日の朝日新聞を読んだ読者は、さすがに、怒り、呆れ返ったに違いない。安倍晋三元首相のふざけ切った態度が詳細に書かれていたからだ。 <安倍氏「アベノミクスをなんだと…
-
まじめな庶民はやってられない 給付金詐欺が跋扈するのは理由がある
まさに唖然呆然。「世も末」とはこのことだろう。新型コロナウイルス対策をめぐる国の「持続化給付金」を詐取したとして、2日までに東京国税局職員の塚本晃平容疑者(24)ら男女7人が詐欺の疑いで警視庁に逮捕…
-
「一億総投資」は日銀の尻拭いか 岸田政権の魂胆は?
ア然を通り越して怒りすら覚える。 来週の閣議決定に向け原案が明らかになった岸田首相肝いりの「新しい資本主義」と、それを盛り込んだ経済財政運営の基本指針「骨太の方針」のことだ。「新しい」とうた…
-
“やりすぎ”沈没船報道が覆い隠す岸田政治のデタラメ
1日早朝から北海道・知床半島沖で沈没した観光船「KAZU 1」が網走港に陸揚げされ、乗員・乗客の家族らが献花する機会が設けられる。その様子を大メディアは実況中継して大騒ぎだ。 乗員乗客計26…
-
岸田首相には「黄金の3年間」 庶民には「悪夢の3年間」
「規模が小さくて遅すぎます! 私たちは21兆円の補正予算案を提示しています。既存の予算案を見直し、早々に組み替えをしていただきたい」 2022年度補正予算案をめぐり、30日の参院予算委員会で立…
-
庶民はよく考えた方がいい 大増税の「軍事大国」を目指すのか
あれよ、あれよ、という間に既成事実化が進んでいる。 29日のNHK「日曜討論」は、岸田首相がバイデン米大統領に防衛費の「相当な増額」を口約束したことについて、与野党の安全保障政策責任者が議論…
-
どんどん攻め込まれているウクライナ「バイデンの戦争」にも大きな誤算
ロシアの侵攻が続くウクライナの現状は、本当のところどうなのか。 東部ルガンスク州の攻防は、ロシア軍が圧倒的に有利な戦況にあるようだ。ガイダイ州知事は25日、「州の95%がロシアに制圧された」…
-
4月以降物価急騰 今必要なのは軍事費倍増ではなく大型減税
26日から、補正予算案の本格審議がスタートした。岸田内閣が補正予算案を提出したのは、“インフレ対策”のためだ。 しかし、この予算案で、インフレ対策になると本気で考えているのだろうか。なにしろ…
-
野党はすでに消滅 大政翼賛会で「戦争国家」へ一瀉千里
「そら見たことか」。予想されていた展開になったとはいえ、「軍拡」に突っ走る日米両政府の関係者は思わず、ほくそ笑んだのではないか。 25日早朝、北朝鮮が平壌の順安空港一帯から日本海に向け連続して…
-
核の傘「拡大抑止」の一方で 広島サミットとは正気なのか
米国のバイデン大統領がアジア歴訪のハイライトにするはずだった日米豪印4カ国の枠組み「クアッド」の結束は、案の定の不首尾に終わった。24日の首脳会議後、会見した議長役の岸田首相は「力による一方的な現状…
-
ハト派の仮面で“戦争準備”の岸田首相 こうして国は変わっていく
「広島ほど平和へのコミットメントを示すのにふさわしい場所はない。核兵器の惨禍を二度と起こさないとの誓いを世界に示す」 イメージだけ「ハト派」の面目躍如だ。23日の日米首脳会談後、バイデン大統領…
-
首相も大メディアも大ハシャギ 異様なバイデン大統領の来日狂騒
22日、来日した米国のバイデン大統領。午後5時過ぎに専用機「エアフォース・ワン」で米軍横田基地に降り立つと、出迎えた林外相やエマニュエル駐日米国大使らと挨拶を交わし、専用ヘリ「マリーン・ワン」に乗り…
-
バイデン大統領訪日の裏 米国は軍事的緊張で食っている国
また土下座外交が行われるのだろうか。 アメリカのバイデン大統領が、22日大統領として初めて来日する。23日に岸田首相と会談し、24日には日米豪印のクアッド首脳会合も開かれる予定だ。岸田周辺は…
-
欧州の戦争に前のめり 岸田政権と自民党ははしゃいでいないか
一体どこまで首を突っ込む気なのか。わざわざ「戦争の火種」をつくりに行くとしか思えない。心ある日本国民にとっては、まさに驚天動地の展開だろう。ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、岸田首相が日本の総理大…
-
政界一寸先は闇「参院選での自民圧勝」を庶民は警戒
参院選は予定される公示日(6月22日)まであと1カ月強となっているのに、まったく盛り上がっていない。新聞テレビが相変わらずウクライナ戦争一色なこともあるが、あまりの野党のふがいなさから「自民圧勝」の…
-
戦争にかき消されている岸田失政 大企業は最高益だか賃上げはどうした
岸田内閣の支持率が気味が悪いほど上がっている。直近のNHKの世論調査では前月比2ポイント増の55%。読売新聞の調査では前月比4ポイント増の63%に達した。ロシアによるウクライナ侵攻に岸田首相が適切に…
-
プーチン劣勢をどう読むか 戦時下報道だけにヌカ喜びは禁物
「ウクライナ反撃で1000以上の集落を解放」「東部の川を渡ろうとしていたロシア軍の70以上の戦車などの破壊に成功」「ロシア軍北東部にある第2の都市ハルキウから完全撤退か」──。まるで戦争当事国のような…
-
何から何まで米国の言いなり 列島全体が沖縄化するだろう
「いったい日本とは何なのか」(朝日新聞) 「続く不条理を放置できぬ」(毎日新聞) 「自立と安定の未来を築きたい 国と県が協力し基地負担減らせ」(読売新聞) 「沖縄の重み 再確認する復…
-
議論がない摩訶不思議 北欧のNATO加盟申請で誰が一番喜ぶのか
新たな“火種”になる恐れはないのだろうか。不用意にロシアを刺激することになるのではないか。 北欧フィンランドが、西側諸国の軍事同盟「NATO(北大西洋条約機構)」に加盟申請する方向となった。…
-
国民は本当にこの路線でいいのか 「戦争国家」に準備着々
11日成立した経済安全保障推進法。新聞テレビでは、<経済安全保障は、国民の生命や財産を守る安全保障に政府の経済政策や企業活動を結びつける考え方><半導体や医薬品など国民生活に欠かせない重要な製品「特…