巻頭特集
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コロナ禍の火事場ドロボー “憲法破壊政権”の悪辣手口
このコロナ禍に乗じた改憲派の蠢動が、いよいよ露骨になってきた。 3日の憲法記念日、改憲派が開いた「憲法フォーラム」では、自民党の下村政調会長が「緊急事態条項」の創設をまたぞろ主張。「日本は今…
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しがみつく菅義偉に退場勧告 亡国ボンクラ政権が続く損得<下>
外交オンチの菅は、経済や安全保障、人権問題などで中国に対して強硬路線を取るバイデン政権に隷従。日米首脳会談後の共同声明では、香港や新疆ウイグル自治区の人権、台湾海峡の問題にも触れ、そろって対中包囲網…
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しがみつく菅義偉に退場勧告 ボンクラ政権が続く損得<中>
相変わらず菅は東京五輪を強行する気だが、もはや開催の資格はないだろう。目下、開催都市の東京都は3回目の緊急事態宣言が発令中。この状況を招いたのも、政府が五輪を優先させたからだ。 菅が2回目の…
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しがみつく菅義偉に退場勧告 ボンクラ政権が続く損得<上>
すべての責任から逃げ回り、学術会議任命拒否や汚染水放出を政治的成果と胸を張る首相は、恐ろしいことに自分は有能だと思っているフシがある。 暗黒の安倍政権で培った鉄面皮とその場しのぎ、ゴマカシこ…
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ワクチンも経済回復も一人負け 菅政権で彼我の差は歴然
この国との彼我の差に愕然だ。米国は今年1~3月期GDPを発表。実質は年率換算で前期比6・4%増、GDP規模は新型コロナ危機前の99%まで回復した。4~6月期はさらに加速し、GDPは過去最高の2019…
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このまま本土決戦? 五輪を中止にできない“戦前と同じ国”
こんな状況で、どうやったら「安全・安心」な五輪の開催が可能だと言えるのか。根拠なき楽観論で突き進めば、どういう結末を迎えるかは歴史が証明している。 緊急事態宣言下でのゴールデンウイーク初日の…
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灯火管制、禁酒法、野戦病院 こんな世の中にした菅人災
まったく終わりが見えない状況だ。変異株が猛威を振るう新型コロナの“第4波”は、第1波、第2波、第3波とは、ウイルスの威力がまるで違う。 この変異株は感染力が半端じゃない。県内のクラスター発生…
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続投なら麻生政権化「菅おろし」が起きない摩訶不思議
「国民の皆さんの審判を謙虚に受け止め、さらに分析した上で、正すべき点はしっかり正していきたい」 初めての国政選挙で惨敗した菅首相。衆院北海道2区、参院長野選挙区の2補選と参院広島選挙区の再選挙…
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鉄槌を食らった菅自民党 麻生政権の二の舞の末路 <下>
菅の自民党総裁任期は9月末までだが、それすら全うできるかどうか。“ポスト菅”を狙う下村政調会長は、おとそ気分が残る今年1月、2補選についてBS番組で「2つで負けることが今後の菅政権にとって大ダメージ…
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鉄槌を食らった菅自民党 麻生政権の二の舞の末路 <上>
ようやく菅政権の終わりが始まった。菅首相にとって初の国政選挙となる25日の衆参3選挙で、スガ自民党が大惨敗。秋までに実施される衆院選の前哨戦で「1勝」を死守するため、党を挙げた総力戦で臨んだ参院広島…
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無能政治存続の剣ヶ峯 衆参3選挙での鉄槌が絶対条件
3度目の緊急事態宣言に隠れがちだが、25日、この国の行方を左右する選挙が投開票を迎える。与野党が次期総選挙の前哨戦と位置付ける衆参3選挙だ。 野党が1つでも落とせば、無為無策のコロナ対応、狂…
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国民が求めるのは、自粛と「首相交代」の引き換えなのだ
新型コロナウイルスの新規感染者数は、3カ月ぶりに全国で5000人の大台を超えた。 感染拡大第4波が猛威を振るう中、ようやく政府は3度目の緊急事態宣言発令を23日、正式決定。宣言に準じる「まん…
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国とコロナに絶望と諦め “目の敵五輪”出場選手がお気の毒
なぜ、もっと早く動かなかったのか。やっと東京、大阪、兵庫、京都に「緊急事態宣言」が発令される。昨年4月、今年1月に続く3度目の緊急宣言である。 発令が遅れたため、大阪は「医療崩壊」が始まって…
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検査なしワクチンなし 緊急事態とはこんな政権が続くこと
大阪府が20日、ついに3度目の緊急事態宣言発令を国に要請することを決めた。20日の新規感染者は1153人。連日のように1000人超の異常事態なのだから当然で、要請は遅いくらいだ。 大阪では重…
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平和の祭典、五輪強行の代償が軍事力強化という倒錯外交
総理大臣就任後初となる訪米から帰国した菅首相。20日の衆院に続き、21日は参院で「米国訪問に関する報告」を行い、質疑が行われる。菅は不得手と指摘されていた外交の“成果”をアピールし、政権浮揚を狙って…
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国民の利益は何一つなし “一番乗り訪米”の凄まじい代償
わざわざ2泊4日で行く意味があったのだろうか。 バイデン大統領と対面で会談する最初の首脳になるために訪米した菅首相が18日、政府専用機で帰国。今週中に国会で訪米の成果について報告するというが…
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汚染水放出、五輪強行、容認する世論 世界中が奇異の目
だから、言わんこっちゃない。案の定、菅政権が決定した「原発汚染水」の海洋放出に、国際社会から批判が噴出している。 周辺国の中国、韓国、台湾に続き、国連人権理事会の特別報告者も15日、「深い憂…
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この状況でもやるのか、菅首相 バイデンに五輪土下座外交
想定外の人物から仰天発言が飛び出した。 「これ以上無理だということだったら、すぱっとやめないといけない。五輪で感染を蔓延させたら、何のための五輪か分からない」 自民党の二階幹事長が15…
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嘘と裏切りの菅政権 “汚染水放出”止めるためには政権交代
東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)について、原子力規制委員会は14日、原子炉等規制法に基づき核燃料の移動を禁じる事実上の運転禁止命令を出した。昨年3月以降、計15カ所でテロ目的などの侵入を検知する設備が…
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汚染水放出ですべてがわかった 菅首相目玉政策の胡散臭さ
「誰ひとり納得していないのによお。総理大臣のひと言で決定しましたって。それはおかしいよ」――。怒れる福島の漁業者の声が、菅政権のすべてを言い表している。 増え続ける福島第1原発の汚染水について…