巻頭特集
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嘘と裏切りの菅政権 “汚染水放出”止めるためには政権交代
東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)について、原子力規制委員会は14日、原子炉等規制法に基づき核燃料の移動を禁じる事実上の運転禁止命令を出した。昨年3月以降、計15カ所でテロ目的などの侵入を検知する設備が…
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汚染水放出ですべてがわかった 菅首相目玉政策の胡散臭さ
「誰ひとり納得していないのによお。総理大臣のひと言で決定しましたって。それはおかしいよ」――。怒れる福島の漁業者の声が、菅政権のすべてを言い表している。 増え続ける福島第1原発の汚染水について…
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だらだら続くボンクラ政治 支持率4割政権に国民の苛立ち
新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」が12日、東京、京都、沖縄の3都府県で始まった。 緊急事態宣言に準じた対策を可能とするもので、各知事は対象区域の飲食店に午後…
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弱み握られたフジテレビにまともな政治報道はもうできまい
東北新社は衛星放送子会社の一部認定が取り消され、フジ・メディア・ホールディングス(HD)はお咎めなし。放送法の外資規制違反をめぐる全く異なる処分は、果たして筋が通っているのか。 フジテレビな…
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自粛要請の繰り返し 目に余る首相と知事の無能とボンクラ
最初の緊急事態宣言下だった昨年に続き、対象地域の住民は2年連続でゴールデンウイークを奪われたも同然である。 9日、「まん延防止等重点措置」の適用対象に東京、京都、沖縄の追加が正式決定。期間は…
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汚染水「放出こそが責任」と陶酔 菅自民政権の欺瞞と狂気
最悪のやり方だ。いくらなんでも酷すぎる。 どのように処理するのか問題となっていた福島第1原発の敷地内に保管されている「汚染水」について、菅政権は福島県の海に捨てることを決めてしまった。 …
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外遊で挽回? コロナお手上げ政権が亡国外交で目くらまし
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、政府が昨年4月に初の緊急事態宣言を発令してから7日で1年経った。 当時の安倍政権は「これから1~2週間が封じ込めのヤマ場、正念場」などと根拠のない呼び…
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子ども庁も週休3日も 菅内閣は思いつきの場当たり政治
「選挙利用の臭いがぷんぷんする。本気度があるとは思えない」 立憲民主党の江田憲司代表代行はバッサリだったが、本当にその通りだ。唐突に政府・自民党挙げての“重要施策”になってきた「こども庁」のこ…
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協賛メディア“大騒ぎ” 池江の復活と五輪開催可否は別問題
白血病を乗り越えてつかんだ五輪の切符――。奇跡の復活劇が世論に与える影響は計り知れない。 4日の競泳日本選手権で、女子100メートルバタフライに出場した池江璃花子選手が優勝。400メートルメ…
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五輪やるのにワクチン接種は1%以下 欧米ならば首相退陣
〈パンデミックの最中の聖火リレーは、五輪の華やかな行事のために公衆衛生を犠牲にするリスクをはらんでいる〉 五輪の大スポンサー・米NBCテレビがコラムで指摘した通りの事態になってきた。5日から「…
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有名人の不自然な笑顔 聖火リレー“大本営報道”の気味悪さ
「あまり密にならないようにお願いします」――。有名人ランナーが申し訳なさそうにそう呼びかけるのが、もはや定番だ。東京五輪の聖火リレーは2日、長野県で2日目を迎え、スタート地点の飯田市の小学校で、下條村…
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“まん防”なんて言葉遊び コロナ無策政権では悪夢が永遠
この国は一体どうなっているのか。ホンの少し前まで世界のリーダー気取りだったのに、完全に機能不全に陥っている。新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言の全面解除からわずか2週間。感染の第3波が収まりきらな…
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罵る与党に違和感 厚労省23人宴会は菅無策の成れの果て
「正直言って、一体何をやってんだという思いを強く持った」(加藤勝信官房長官) 「怒りに震えた。(政府に)断固とした処分を求めたい」(自民党の世耕弘成参院幹事長) 「我が耳を疑うぐらいびっく…
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コロナ無能、五輪“狂行”の菅政権に内閣不信任案は当たり前
どこまで本気なのか。自民党の二階幹事長が「不信任案なら解散だ」とブチあげ、「早期解散か」と政界がザワついている。 立憲民主党の安住国対委員長が「4月でも5月でも不信任案の提出はあり得る」と予…
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国会では嘘、職場では異常残業 第2の赤木さんが出る懸念
一体、霞が関で何が起きているのか。政府が今国会に提出した法案に誤記などのミスが相次いでいる問題。新型インフルエンザ等対策特別措置法改正案など法案23本、条約1本の条文にミスがあり、正誤表などの関連資…
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欺瞞の聖火リレー 菅首相よ、今五輪をやめれば“英雄”だぞ
言わんこっちゃない展開だ。新型コロナウイルス第4波の兆候が各地で表れる中、強行された東京五輪・パラリンピック聖火リレーが物議を醸している。当初大義に掲げた「復興五輪」がなおざりなのは今に始まったこと…
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証人喚問すらなし デタラメ予算成立に国民の怒りと絶望
一般会計の総額が2020年度当初予算と比べて3・8%増の106兆6097億円となる21年度予算案が、26日の参院本会議で自民、公明両党などの賛成多数で可決、成立した。 予算案は9年連続で過去…
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「聖火スタート」に国民の嘆息 ドッチラケ五輪強行3兆円
東京五輪の聖火リレーが25日、福島県の「Jヴィレッジ」からスタートした。菅首相は「オリンピック・パラリンピック大会が近づいていることを国民のみなさんに実感してもらえる貴重な機会だ。地域で機運を高めて…
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“菅親分”のため悪事をすれば出世する 霞が関はヤクザ社会
霞が関のモラル崩壊が止まらない。農水、総務両省に続き、文科省でも接待攻勢によって行政がゆがめられた疑惑が浮上だ。 渦中の人物は、安倍政権末期に文科副大臣を務めた亀岡偉民復興副大臣。そして文科…
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迷走菅政権はお先真っ暗 早期解散論が浮上のふざけた背景
緊急事態宣言が解除された途端、早期解散論が浮上してきた。 発端は、政府が宣言の全面解除を決めた18日、自民党の下村政調会長が4月解散に言及したことだ。菅首相が4月9日前後に訪米してバイデン大…