巻頭特集
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トラブル続出のワクチン接種 ポンコツ政権が急ぐ“危うさ”
この政権はワクチン接種の本来の目的を完全にはき違えている。守りたいのは国民の命ではなく、菅首相の政治生命。すべては政治保身のために急ぐ“突貫工事”の綻びが、もう露呈した。 東京、大阪に設置す…
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この人が開催決断? 大宅賞で再注目「女帝知事」の正体
これが圧倒的多数の国民の声ではないか。 ANNが15~16日に実施した世論調査で、東京五輪・パラリンピックの延期や中止を求める回答が8割以上に達した。 共同通信の世論調査でも、東京五…
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誰もが意識し始めた「五輪中止」と菅内閣の「総辞職」
まん延防止等重点措置にとどめるはずが、一転、緊急事態宣言の対象地域拡大。政府の新型コロナ対策の方針が一夜にして変わった舞台裏を、この週末、メディア各社が報じていた。そこから透けて見えるのは菅政権の救…
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「総辞職は時間の問題」という声も 虚ろな首相はもう限界
さすがに専門家たちもこれ以上、この政権の言いなりになっていたら、大変なことになると危機感を持ったのだろう。菅政権の“追認機関”になり下がっていた、新型コロナに関する「基本的対処方針分科会」が、14日…
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“身内”からも総スカン 「全国から反旗」菅政権の末期症状
東京五輪の開催まで2カ月余り。日本国内は新型コロナウイルス第4波の猛威にさらされている。14日の分科会で政府は新たに北海道、岡山、広島の3道県を対象に緊急事態宣言を出す方針に変更し了承された。政府は…
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ワクチン接種完了は早くて来年 悲鳴の企業はもう持たない
安倍前首相や閣僚の国会答弁は「ご飯論法」と呼ばれた。野党議員の質問に対し、答えているように見せかけて論点をずらしていたためだ。 その安倍政権を「継承する」と胸を張った菅首相の国会答弁や説明は…
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「みんな五輪が嫌いになった」菅首相とバッハ会長の大罪
「人々の命と暮らしを守るために 東京五輪の開催中止を求めます」――。署名サイト「Change.org(チェンジ・ドット・オーグ)」を通じた元日弁連会長の宇都宮健児弁護士の呼びかけへの賛同は、33万筆(…
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菅政権をまたアシスト 耳を疑った枝野・立憲代表の腰砕け
「提出したら解散すると(菅首相らは)明言しているので提出できない」――。あまりのヘタレ発言に耳を疑った。立憲民主党の枝野幸男代表が10日、菅内閣への不信任決議案について現状では提出しない意向を表明した…
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国民をどん底に突き落とした 虚ろな首相のポンコツ会見
ひょっとしたら、菅首相はもう壊れているのではないか。 緊急事態宣言の拡大・延長を発表した先週末の記者会見の様子から、そう直感した国民は少なくないのではないか。 立憲民主党の小沢一郎衆…
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“バカの一つ覚え”に国民絶望 この政権では永遠に緊急事態
「私自身が先頭に立って」「あらゆる手段を尽くし」「全力を尽くす」――。バカの一つ覚えはいい加減、聞き飽きた。 4都府県の緊急事態宣言を延長し、愛知、福岡両県の追加を決めた菅首相。7日夜の会見で…
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仕事は何? 問われる河野太郎ワクチン大臣の“存在理由”
案の定「緊急事態宣言」が延長されることになった。大阪は医療崩壊、全国の重症者も過去最多を記録しているのだから当然のことだ。 この状況を打開できるのは、もはやワクチン接種しかない。世界を見渡し…
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コロナ禍の火事場ドロボー “憲法破壊政権”の悪辣手口
このコロナ禍に乗じた改憲派の蠢動が、いよいよ露骨になってきた。 3日の憲法記念日、改憲派が開いた「憲法フォーラム」では、自民党の下村政調会長が「緊急事態条項」の創設をまたぞろ主張。「日本は今…
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しがみつく菅義偉に退場勧告 亡国ボンクラ政権が続く損得<下>
外交オンチの菅は、経済や安全保障、人権問題などで中国に対して強硬路線を取るバイデン政権に隷従。日米首脳会談後の共同声明では、香港や新疆ウイグル自治区の人権、台湾海峡の問題にも触れ、そろって対中包囲網…
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しがみつく菅義偉に退場勧告 ボンクラ政権が続く損得<中>
相変わらず菅は東京五輪を強行する気だが、もはや開催の資格はないだろう。目下、開催都市の東京都は3回目の緊急事態宣言が発令中。この状況を招いたのも、政府が五輪を優先させたからだ。 菅が2回目の…
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しがみつく菅義偉に退場勧告 ボンクラ政権が続く損得<上>
すべての責任から逃げ回り、学術会議任命拒否や汚染水放出を政治的成果と胸を張る首相は、恐ろしいことに自分は有能だと思っているフシがある。 暗黒の安倍政権で培った鉄面皮とその場しのぎ、ゴマカシこ…
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ワクチンも経済回復も一人負け 菅政権で彼我の差は歴然
この国との彼我の差に愕然だ。米国は今年1~3月期GDPを発表。実質は年率換算で前期比6・4%増、GDP規模は新型コロナ危機前の99%まで回復した。4~6月期はさらに加速し、GDPは過去最高の2019…
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このまま本土決戦? 五輪を中止にできない“戦前と同じ国”
こんな状況で、どうやったら「安全・安心」な五輪の開催が可能だと言えるのか。根拠なき楽観論で突き進めば、どういう結末を迎えるかは歴史が証明している。 緊急事態宣言下でのゴールデンウイーク初日の…
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灯火管制、禁酒法、野戦病院 こんな世の中にした菅人災
まったく終わりが見えない状況だ。変異株が猛威を振るう新型コロナの“第4波”は、第1波、第2波、第3波とは、ウイルスの威力がまるで違う。 この変異株は感染力が半端じゃない。県内のクラスター発生…
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続投なら麻生政権化「菅おろし」が起きない摩訶不思議
「国民の皆さんの審判を謙虚に受け止め、さらに分析した上で、正すべき点はしっかり正していきたい」 初めての国政選挙で惨敗した菅首相。衆院北海道2区、参院長野選挙区の2補選と参院広島選挙区の再選挙…
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鉄槌を食らった菅自民党 麻生政権の二の舞の末路 <下>
菅の自民党総裁任期は9月末までだが、それすら全うできるかどうか。“ポスト菅”を狙う下村政調会長は、おとそ気分が残る今年1月、2補選についてBS番組で「2つで負けることが今後の菅政権にとって大ダメージ…