巻頭特集
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“まん防”なんて言葉遊び コロナ無策政権では悪夢が永遠
この国は一体どうなっているのか。ホンの少し前まで世界のリーダー気取りだったのに、完全に機能不全に陥っている。新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言の全面解除からわずか2週間。感染の第3波が収まりきらな…
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罵る与党に違和感 厚労省23人宴会は菅無策の成れの果て
「正直言って、一体何をやってんだという思いを強く持った」(加藤勝信官房長官) 「怒りに震えた。(政府に)断固とした処分を求めたい」(自民党の世耕弘成参院幹事長) 「我が耳を疑うぐらいびっく…
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コロナ無能、五輪“狂行”の菅政権に内閣不信任案は当たり前
どこまで本気なのか。自民党の二階幹事長が「不信任案なら解散だ」とブチあげ、「早期解散か」と政界がザワついている。 立憲民主党の安住国対委員長が「4月でも5月でも不信任案の提出はあり得る」と予…
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国会では嘘、職場では異常残業 第2の赤木さんが出る懸念
一体、霞が関で何が起きているのか。政府が今国会に提出した法案に誤記などのミスが相次いでいる問題。新型インフルエンザ等対策特別措置法改正案など法案23本、条約1本の条文にミスがあり、正誤表などの関連資…
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欺瞞の聖火リレー 菅首相よ、今五輪をやめれば“英雄”だぞ
言わんこっちゃない展開だ。新型コロナウイルス第4波の兆候が各地で表れる中、強行された東京五輪・パラリンピック聖火リレーが物議を醸している。当初大義に掲げた「復興五輪」がなおざりなのは今に始まったこと…
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証人喚問すらなし デタラメ予算成立に国民の怒りと絶望
一般会計の総額が2020年度当初予算と比べて3・8%増の106兆6097億円となる21年度予算案が、26日の参院本会議で自民、公明両党などの賛成多数で可決、成立した。 予算案は9年連続で過去…
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「聖火スタート」に国民の嘆息 ドッチラケ五輪強行3兆円
東京五輪の聖火リレーが25日、福島県の「Jヴィレッジ」からスタートした。菅首相は「オリンピック・パラリンピック大会が近づいていることを国民のみなさんに実感してもらえる貴重な機会だ。地域で機運を高めて…
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“菅親分”のため悪事をすれば出世する 霞が関はヤクザ社会
霞が関のモラル崩壊が止まらない。農水、総務両省に続き、文科省でも接待攻勢によって行政がゆがめられた疑惑が浮上だ。 渦中の人物は、安倍政権末期に文科副大臣を務めた亀岡偉民復興副大臣。そして文科…
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迷走菅政権はお先真っ暗 早期解散論が浮上のふざけた背景
緊急事態宣言が解除された途端、早期解散論が浮上してきた。 発端は、政府が宣言の全面解除を決めた18日、自民党の下村政調会長が4月解散に言及したことだ。菅首相が4月9日前後に訪米してバイデン大…
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溢れる人出 ワクチンは来るけど“後は野となれ山となれ”
2カ月半ぶりに「緊急事態宣言」が全面解除された。待ってましたとばかり、案の定、人出が急増している。 全日空によると、22日の国内路線の予約件数は5万5000人と、緊急宣言期間中の2倍に達した…
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官製相場も限界 この政権では経済暗転、コロナ第4波の必然
先週19日に決まった日銀の金融政策の“修正”。黒田総裁は「金融緩和の限界がある、マイナス金利の深掘りはできないと見る向きがあるが、そういうことはない」と強弁したが、市場は正直だ。発表直後に株価は一時…
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五輪もコロナも経済も 亡国の首相、その存在自体が疫病神
新型コロナウイルスの新規感染者が再び増加し、感染力の強い変異株も拡大。世論の約6割が延長を望む中、菅首相は「もう打つ手なし」の本音をひた隠し、緊急事態宣言の解除を決めてしまった。 18日の正…
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打つ手なしで“コロナ無政府状態”と化した後進国日本の今後
首都圏1都3県で延長されていた緊急事態宣言が21日で解除される。18日、菅首相が記者会見で正式に表明した。 だが、足元の新規感染者数は増加の傾向が見られる状況だ。東京都の7日間の平均は17日…
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案の定の国民愚弄 武田大臣はそれでも居座り、居直るのか
疑惑を持たれている組織が自らを調査する。 泥棒が泥棒を調べるようなもので、全く期待できないと言わざるを得ないのではないか。菅首相の長男が勤務する放送関連会社「東北新社」や「NTT」から総務省…
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武田総務相の鉄面皮、NTT社長のタヌキ、総務省の魑魅魍魎
国会で2日間かけて審議された「総務省疑惑」は、案の定、一つも真相解明されなかった。 NTTの澤田純社長と、東北新社の中島信也社長が参考人として出席して行われた15、16日の集中審議は、ほとん…
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マトモに答えない国民愚弄 【社長招致】消化試合の茶番劇
野党も菅政権と握っているのか。そう勘繰りたくなるほど、総務省汚染をめぐる国会審議は期待外れのスッカスカだ。第1ラウンドとなったのは、菅首相と関係閣僚が出席した15日の参院予算委員会集中審議。政務三役…
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【総務省汚染】社長招致 どこまで疑惑の核心に迫れるか
参考人招致で疑惑の核心を炙り出すことができるのか。 総務省総汚染の接待問題で、ようやく「接待した側」の参考人招致が実現。野党の要求に応じ、東北新社の中島信也社長とNTTの澤田純社長が15日の…
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差額を返せばいいのか 高市前総務相らの居直りには唖然
いったい、どこまで広がるのか。NTTによる“接待汚染”は、底が見えなくなってきた。 総務省の高級官僚だけでなく、自民党議員も高額接待を受けていたことが明らかになった。過去7年間に総務省の“政…
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菅首相はよく正気でいられるものだ 長男と子飼いの総汚染
「政治責任の定義というのはないんじゃないでしょうか」――。この言い草はないんじゃないでしょうか。5日の参院予算委員会における菅首相の答弁だ。立憲民主党の小西洋之議員に総務省接待問題に「政治責任があると…
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総務省総汚染 首相がらみで政官“電波・通信”疑獄の腐臭
出るわ、出るわの接待攻勢。総務省汚染は底なしだ。通信事業の許認可権を握るNTTグループにゴチになっていたのは官僚にとどまらなかった。許認可に直接関わる大臣、副大臣、政務官の政務三役までもが高額接待を…