日本の「獣医師」のいま
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白金高輪動物病院・総院長 “カリスマ”佐藤貴紀の24時間
獣医師の仕事は、人間相手と違って、計算できない。即日入院・手術になることが珍しくないからだ。 「飼い主は犬や猫の様子を見て『体調が悪そう』と判断して来院します。異変を感じてからになるので症状は…
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カテーテルでがんに直接抗がん剤 最先端動物病院の実力
高齢化で、人間は2人に1人ががんになる。ペットも同じで、犬も猫も死因の1位はがんだ。犬は47%、猫は32%ががんで亡くなっている。 ペット対象とはいえ、最先端のがん治療はすごい。沼津駅から北…
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ペットの診察だけじゃない 獣医学部は何を教えているのか
獣医学部を設置している大学は、連載初回で述べた通り、国公私立合わせて16大学。イヌやネコなどペットが病気にかかったときにお世話になる獣医師になるには、これらの大学で6年間、いわゆる獣医学をみっちり学…
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獣医師は平均年収568万円 お医者さんの半分という現実
動物病院のお医者さんといえば、子どもたちの憧れの職業のひとつ。近年のペットブームの影響もあって将来有望な仕事というイメージもある。 ところが、獣医師の給料はそれほど高くはない。賃金構造統計調…
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学費は6年1300万円 獣医学科は「偏差値60超」の狭き門
安倍首相が学部新設に絡んで「腹心の友」に便宜を図った疑いが浮上し、獣医学部や獣医師が注目されている。いったい日本ではどんな獣医学教育が行われ、卒業後はどんな道に進んでいるのか。現状をリポートする。 …