球界OBを“ガン無視”だった大谷翔平が豹変!日本ハム時代の先輩・近藤健介「自覚が出てきた」と証言
「あっ、内川さん!」
京セラドームでの強化試合前のことだ。
大谷翔平(31=ドジャース)が球場内のウエートルームからクラブハウスへ足早に移動していた。途中、解説の仕事で訪れ、前を歩いていた元横浜、ソフトバンクの内川聖一氏を追い越す形となったが、それに気づくや、「内川さん!」と声を上げ、クルッと踵を返した。
その瞬間、スパイクを履いていた大谷は、ツルツルの床に足をとられた。床が傷つくほど激しく足を滑らせたものの、持ち前の身体能力で瞬時に体勢を整え、転倒を回避。
「おー、あぶない、あぶない!」
周囲にいた関係者が肝を冷やすのを横目に、内川氏のもとに駆け寄る大谷。内川氏は「大丈夫?」と心配しきりだったが、「はい、ご無沙汰してます」と爽やかに両手で握手。これには内川氏も「一応、現役で対戦相手としてやってたとはいえ、そんなに面識はないんですけどね……。まあでも、子供に『大谷と握手した』って自慢できるわ」と満面の笑みだった。
大谷といえば、いくら実績ある大物OBであろうと、無愛想なことで知られている。日本ハムや日本代表で同じ釜の飯を食った相手はともかく、そのOBが解説や評論の仕事をしている場合は、仕事に利用されることを警戒してか、挨拶されても会釈すらしないケースが多いという。
そんな大谷が「特に面識がない」という内川氏に、足を滑らせながら挨拶に向かう姿に、目を白黒させた関係者は少なくなかった。
それでなくとも大谷は、2月末に名古屋でチームに合流して以降、かねて面識のあるチームスタッフと再会するや、自ら「ご無沙汰しています。ボクのこと覚えていますか?」と声をかけるだけでなく、一般人のイベントスタッフに対しても、「こんちは」と挨拶する姿が見られる。
選手間でも積極的にコミュニケーションを図ろうとしている。
投手の北山亘基(26=日本ハム)に対して、セレブレーション(祝福ポーズ)を決めろと指令。北山が考案した「お茶ポーズ」が定着しつつあるが、大谷本人は昨4日の記者会見で、その意図について、「特に北山を指名した意味はないですが、真面目でおとなしくて、僕自身も気を使われるのがイヤなタイプなので、気軽に話せたらいいなという思いで伝えました」と明かした。
日本ハム時代の先輩である近藤健介(32=ソフトバンク)はこの日、前回大会時との印象の違いについて、こう言った。


















