著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

同じ幼稚園に通った渡辺翔太と宮舘涼太はクラーク記念国際高校で再び合流、そろって明海大へ進学

公開日: 更新日:

渡辺翔太と宮舘涼太

「通信制高校を日の当たる場所に引き出したのは旧ジャニーズの功績」と話すのは文部科学省初等中等教育局の職員。「通信制の歴史は古く、制度化されてすでに70年以上経つが、日陰に追いやられていた」と振り返る。さまざまな事情で仕方なく入学するケースが目立った。しかし、近年は進学先として有力な選択肢になっている。入学者は右肩上がりで増え続け、通信制高校に在学する生徒数は2020年に20万人を突破。昨年、30万人の大台に乗り、全高校生の約1割が通信制で学んでいる計算になる。

「ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)に所属するタレントが数多く通っていることが広く知られるようになり、通信制が身近になったことが大きい。有名大学に進学するケースも伝わり、質の高さもわかり、保護者の信頼を勝ち取った」

 文科省職員はジャニーズ効果を強調する。もっとも多くのジャニタレが入学したのは広域通信制のクラーク記念国際高校だ。

 30人以上のジャニタレが在学。「クラークにとっても生徒集めという点でメリットは大きかった」と証言するのは同校の元スタッフだ。「タレントと友だちになれるかもと入学してくる生徒も少なからずいた」という。ただし、タレントの大半が選ぶのは単位修得コース。登校するのは面接指導日や定期テストなど、年間で20日程度しかなく、同じ教室で机を並べる機会はほとんどない。

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