長く体を蝕む摂食障害
-
(4)31歳の女性は「甘えなおし」療法で摂食障害を克服した
前回、10年間、摂食障害に悩んでいた女性の克服例を紹介しました。今回も、小野幸子・さち臨床心理研究所所長の症例から、同様の経験をした女性の例を紹介します。 Bさんは大学を卒業し、教師をしてい…
-
(3)過干渉や過保護、依存…女性は母親との関係が原因に
過食や拒食、過食嘔吐を繰り返す摂食障害。多くは通常の生活ができなくなり、学生時代に発症した場合には不登校やひきこもりの原因になることもあります。多くの不登校、ひきこもりの子どもたちのカウンセリングを…
-
(2)回復まで4~5年…将来、子どもが欲しいと思っても不妊になる可能性
摂食障害は体のさまざまな部分に悪影響を与えますが、特に妊娠・出産を担う女性への影響は深刻です。 前回、生まれてくる子どもが低体重になる確率が高まるなどのリスクを紹介しましたが、不妊治療の専門…
-
(1)日本の摂食障害の患者数は24万人、死亡率は5%
日本女性、とくに若い女性はやせ過ぎといわれています。厚生労働省の調査でも、やせ(BMI18.5以下)の割合は男性4.4%、女性12.0%ですが、20~30代女性のやせの割合は20.2%と5人に1人が…