遠のく「夢の超特急」リニア新幹線の現在地
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(5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望
JR東海は今年10月29日、リニアの「品川-名古屋」間の総工費が約11兆円に増えると発表した。当初計画の約5.5兆円が21年に約7兆円へと膨らみ、今年に入って11兆円に倍増したのだ。 増額理…
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(4)多発する労災事故は「原則非公開」…信じ難い隠ぺい体質
「労災事故は原則発表しない」──。リニア工事を進めるJR東海は事故に対し、信じ難い姿勢で臨んできた。 例えば、長野県豊丘村の坂島工区。2021年11月から22年4月の間に立て続けにトンネル内で…
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(3)東京ドーム50杯分の建設残土はどこへいく? 地下水汚染も深刻
JR東海がリニアの住民説明会を各地で開催したのは2011年。どの会場でも住民は「建設発生土(残土)をどこでどう処分するのか」と質問した。その量、東京ドーム約50杯分に相当する5680万立方メートルも…
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(2)遅れる開業時期とおかしな「静岡悪者論」…JR東海の公表は“虚偽報告”
JR東海は今年10月29日、品川-名古屋間のリニア開業は「2035年以降」、実質的には「開業時期未定」だと公表した。 その理由は、リニア通過予定の1都6県(東京、神奈川、山梨、静岡、長野、岐…
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(1)工事が始まったばかりのタイミングで相次ぐ事故…陥没は突然やってくる
リニア新幹線工事の根拠法のひとつが、2000年に成立された大深度法だ。正式名称は「大深度地下の公共的使用に関する特別措置法」。地下40メートル以深(大深度)での工事では、地権者との交渉も補償も不要と…
