著者のコラム一覧
金子勝淑徳大客員教授

1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。

おぞましい結果をもたらした兵庫県知事選 疑惑追及の手を緩めてはダメだ

公開日: 更新日:
公益通報の犯人捜し、個人情報ばらしの見せしめ、脅迫行為の立花孝志氏と選挙運動、補助金キックバック疑惑追及逃れに欠席… あまりにもおぞましい(C)日刊ゲンダイ

 兵庫県知事選はおぞましい結果だった。これを看過すれば民主主義の危機が訪れるだろう。権力者、独裁者はやりたい放題が可能になるからだ。

 公益通報した職員に対して斎藤側近たちが犯人捜しを始めて、パソコンを勝手に押収。それで公益通報とは関係ない個人情報を探し出して脅し、証言を止…

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