韓流ドラマ「悪い愛」で注目 元RAINBOWオ・スンアの“悪女”ぶり

「悪い愛」撮影中のスナップ。左からソウォンの弟役のチョン・スンビン、ソウォン役のシン・ゴウン、ジェヒョク役のイ・ソンホ、ミニョク役のユン・ジョンファ、ヨンス役のオ・スンア（オ・スンアのインスタグラムより）

　注目は、金と権力に心を奪われて復讐に燃える悪女のヨンスを熱演した元アイドルグループRAINBOWのオ・スンアだ。

　ドラマでは、ミニョクと食事をしただけでNOYUグループから解雇され、さらにミニョクの母親から怪我を負わされてしまう。「私が受けた屈辱を何倍にもして返してやるわ」と復讐を誓い、ミニョクとの手切れ金として渡された札束をビルの屋上からバラまく顔には凄まじいまでの鬼気が宿り、韓国ではヒロインのシン・ゴウン（ソウォン役）をしのぐ人気を集めた。

▽高橋恵市（フリーライター）　山口県出身。大学卒業後、出版社勤務を経てフリーライター。グルメ紹介や企業広報、テレビ番組批評など幅広く手がける。ペンネームで小説も出版。