好調の「競争の番人」に他局や芸能プロの本音は…フジ“公取委ヨイショ”に別の狙い？

坂口健太郎（左）と杏（Ｃ）日刊ゲンダイ

「競争の番人」は公取委が全面協力していて、本編の前に、どんな仕事をしている役所なのか、独禁法違反とは何かなどを解説する寸劇が組み込まれている。弱小官庁と言いながら、しっかりPRしているのだ。だったら、“大手柄”ともいえるSMAP独立騒動の一件に、ドラマでちょこっと触れちゃあどうか。テレビ・芸能界は騒然、ファンは大喜び、視聴率急騰となるのだが……さすがに無理かなあ。

（コラムニスト・海原かみな）