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上昌広医療ガバナンス研究所理事長

１９６８年兵庫県生まれ。内科医。東京大学医学部卒。虎の門病院や国立がん研究センター中央病院で臨床研究に従事。２００５年から１６年まで東京大学医科学研究所で、先端医療社会コミュニケーションシステムを主宰し、医療ガバナンスを研究。１６年から現職。

どうする、どうなる「日本の医」

オンライン診療は患者にはメリットなのに…日本での普及を阻む抵抗勢力は厚労省技官

公開日：2022/12/20 06:00　更新日：2022/12/20 06:00

スマホを使い、オンライン診療で医師に相談する女性（Ｃ）共同通信社

「血液検査の結果説明なら、オンライン診療で十分です。予約しておいてください」

　私は、外来診療で、このように言うことが多い。オンライン診療は便利だ。特段の理由がない限り、オンライン診療で事足りる。わざわざ来院する必要はない。

　コロナパンデミックの3年間で、米国を中心…

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【連載】どうする、どうなる「日本の医」

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