質素なトレーラーハウス暮らしの米国男性の遺産はナント…全額を地元に寄付で住人仰天！

ヒンズデールの光景（公式サイトから）

　しかしジェフリーさんの雇い主で親友でもあるエド・スミスさん（78）によると、ジェフリーさんは、実は有能な投資家で、毎日熱心に経済紙を読み、着実に資産を増やしていた。

　そして2000年ごろ、ジェフリーさんは自身の財産の存在を明かし、「何か地元に役に立つことに使いたいんだが」と相談を受けたという。

　エドさんは、遺産専門の弁護士に相談するように勧め、結局、01年ごろジェフリーさんはニューハンプシャー慈善財団に、自身の死後、全資産をヒンズデール当局に寄付するよう依頼したという。

　地元の人々はトレーラーハウスで質素な暮らしをしていたジェフリーさんが投資家で380万ドルもの資産を持ち、さらにそれを全額、町に寄付したと知って仰天した。

　町によると、ヒンズデールの年間予算は約1200万ドル。ホルト氏の寄付は町に多大な影響を与えるだろうという。

　この話は11月21日、AP通信が報じたことをきかっけに、世界中のメディアが取り上げ、注目を集めている。