「私が向き合う」の仰々しさ場当たり首相の北朝鮮利用

公開日：2019/03/09 17:00　更新日：2019/03/09 17:00

　この６年間、まったく何もしてこなかったくせに、よくもヌケヌケと口にできたものだ。

　先月２７、２８日に行われた２回目の「米朝会談」の後、拉致被害者家族と官邸で会った安倍首相が、「次は、私自身が金正恩委員長と向き合わなければいけない」と豪語したことに、国民は呆れ返ったに違い…

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り2,918文字／全文3,059文字)

■関連キーワード

安倍晋三
安倍政権
金正恩
トランプ大統領

芸能
スポーツ
ライフ
マネー
健康
BOOKS

たぬかな結婚発表で夫の身長勘ぐる動き続出原因は2022年の“170センチ人権宣言”
国分太一が涙の謝罪会見で「コンプラ違反」の謎さらに広がるも…“中居正広氏よりマシ”と評価されるワケ
（93）妻の先輩が最後まで歌えなかった「恋はみずいろ」の思い出
加藤和彦の音楽はちっぽけじゃなく、今でも必要とされている
Snow Manの強みは抜群のスタイルと、それでも“高みを目指す”チャレンジ精神

「永野芽郁不在」「3億円トラブル報道」「紅白リハーサル」…2025年の今田美桜のクリスマスは“三重苦”の様相
松本人志は後輩芸人の判決にニンマリ？登録50万人→なし崩し的に地上波復帰に向かいそうな「危うい空気感」
チョコプラ初「4万5000円ディナーショー」の勝算と損得勘定単独全国ツアーより実入りは減るが…
松山千春、長渕剛、世良公則…炎上を繰り返しても貫く“保守系”ミュージシャンと政治的活動
国民的“優等生”の芦田愛菜だからこそ？アニメ映画「果てしなきスカーレット」の声優業には辛口意見も

保阪正康日本史縦横無尽シリーズ「占領下の日本社会」（29）戦争終結の腹案を起案した陸軍省高級課員、石井秋穂の驚き
田中秀征政界回想寸話「至誠の人」村山富市（2）生まれながらに“推される人”
永田町の裏を読むそもそも論なしに「台湾有事」を議論するのはやめにしたい
高市政権「カネを出すだけ」の防衛政策（2）防衛産業を守るためのムダな戦闘機開発
巻頭特集米中が手を組み日本は「蚊帳の外」…切れ始めた「高市女性初首相」の賞味期限
高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」
高市首相はどう落とし前をつけるのか… 台湾有事答弁めぐり中国は国連憲章「旧敵国条項」挙げてヤル気満々
トランプ2.0 現地リポート MAGA派議員がトランプ大統領と決裂…「エプスタイン・ファイル」めぐり支持基盤の動きに急展開
保阪正康日本史縦横無尽シリーズ「占領下の日本社会」（28）「戦争終末腹案」を期待や願望で描き、戦争に突入した軍事指導者の責任
高市政権「カネを出すだけ」の防衛政策（1）既得権益に切り込まないから金額が膨れ上がっている
田中秀征政界回想寸話「至誠の人」村山富市（1）「首班指名は村山」に怒りの電話
二極化・格差社会の真相台湾有事を望んでいるのは米国の軍産複合体
巻頭特集この国はやがて、いつか来た道危ない極右政権に熱狂支持の恐ろしさ
ラサール石井新・東憤西笑「不法滞在者ゼロプラン」で理不尽な強制送還が増えている
日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と
「総理に失礼だ！」と小池都知事が大炎上…高市首相“45度お辞儀”に“5度の会釈”で対応したワケ
これまでの50年これからの50年「ニュース嫌い」の風潮に重要度が増すタブロイドの精神…プチ鹿島氏に聞く
永田町番外地維新の“公金流用疑惑”が尽きない事情…藤田文武共同代表に続き、今度は高木佳保里総務会長

「私が向き合う」の仰々しさ場当たり首相の北朝鮮利用

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

政治のアクセスランキング

編集部オススメ

人気キーワード

アクセスランキング

週間

「私が向き合う」の仰々しさ 場当たり首相の北朝鮮利用

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

政治のアクセスランキング

編集部オススメ

人気キーワード

アクセスランキング

週間

「私が向き合う」の仰々しさ場当たり首相の北朝鮮利用