安倍政権
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どうしても「戦争する国」にしたい岸田政権「今日のウクライナは明日の東アジア」という国民騙し
さすがに、あの訓示には、ぎょっとした国民も多かったのではないか。 防衛大学校の卒業式(26日)に出席した岸田首相が、中国を念頭に「今日のウクライナは、明日の東アジアかも知れない」「防衛力を抜本的に強化する」と、わざわざ中国脅...
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牙を抜かれたTV局 高市辞任でも幕引きというわけにはいかない
放送法の「政治的公平」に関する総務省の行政文書をめぐり、大立ち回りを演じている高市経済安保担当相がいよいよ土俵際に追い詰められてきた。自身に関わる文書4枚を「捏造」「不正確」と断じて一歩も引かないが、姑息にもまた防衛ラインを下げてい...
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礒崎氏の行為は報道の自由に「介入」65%、高市氏の捏造発言「納得いかない」73%=共同調査
放送法の「政治的公平」の解釈を巡り、再検討を求めた安倍政権当時の礒崎陽輔首相補佐官の行為に関し、岸田首相は「自由への介入には当たらない」と強弁しているが、国民の大半は納得していない。 共同通信社が11~13日に実施した世論調...
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一番組だろうが局全体であろうが番組への政治介入は言語道断
連日、総務省の内部文書をめぐる問題が報じられ、テレビ画面に高市経済安保相の顔が映らない日はない。 この文書には、安倍政権下の2014年から15年にかけ、放送法が定める「政治的公平性」の解釈変更に関して、官邸が総務省側に圧力を...
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高市大臣をクビにできない岸田首相も同じムジナ 当事者の証人喚問以外なし
どうやら、高市早苗経済安保相は、最後まで「知らぬ存ぜぬ」「捏造だ」──で押し通すつもりらしい。 さすがに、松本剛明総務相も「すべて総務省の行政文書だ」と認めざるを得なかった、いわゆる総務省の「内部文書」。テレビ局に圧力をかけ...
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高市氏「捏造」難クセ答弁の代償に日本政治史を破壊! 総務省“トンデモ珍解釈”の危うさ
「正確性については、行政文書であるか否かとは別の概念」──。安倍政権下で総務省が作成した放送法の解釈に関する「行政文書」を巡り、8日の参院予算委員会で高市経済安保相と立憲民主党の小西議員が再び対決。論戦を何度も中断させた「文書は本物、...
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放送法“政治介入”のトリガー 渦中の「サンデーモーニング」で首相補佐官の逆鱗に触れた“ある発言”
第2次安倍政権の政治介入で、放送法の「政治的公平性」の解釈がねじ曲げられた問題。総務省が存在を認めた「行政文書」によれば、解釈変更を主導した礒崎陽輔首相補佐官(当時)が総務省に圧力をかけるきっかけとなったのは、2014年11月23日...
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高市早苗大臣の放送法文書「捏造」発言に自民も冷ややか…党内でますます高まる孤立感
放送法の政治的公平性の「解釈変更」についての総務省の「内部文書」をめぐる問題。当時の総務大臣だった高市早苗経済安保担当相は、3日の参院予算委員会で「捏造だ」と断言、「事実なら大臣も議員も辞める」と言い放ったが、高市発言に対する身内の...
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さながら圧力団体 異次元緩和の非を認めない安倍派の異様
「アベノミクスは失敗ではありません。もし失敗して経済が悪くなっているのなら、われわれはとっくに選挙に大敗して政権を失っている」──。日曜の朝っぱらから、自民党の世耕弘成参院幹事長が吠えていた。 日銀総裁に経済学者の植田和男氏を...
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注目集まる放送法文書の真贋 総務省から怒りの内部告発続出!“安倍政権の膿”噴出の可能性
放送法の政治的公平性の解釈を巡り、安倍政権が総務省に圧力をかけた記録とみられる「内部文書」の真贋に注目が集まっている。 省内から入手した文書を基に「個別の番組に圧力をかける目的で法解釈を変えた」と追及する野党に対し、岸田内閣...
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“アベノマスク裁判”で国が全面敗訴 単価開示で明らかになる安倍政権「負の遺産」
「アベノマスク単価の開示を命令」 注目の判決結果を裁判所前で知らせる“旗出し”だ。大阪地裁で28日、通称「アベノマスク裁判」の判決が言い渡された。 コロナ蔓延初期、全国の世帯に配布された布マスク。安倍首相(当時)の肝い...
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異次元緩和の修正など出来るのか やるなら歴代政権と黒田日銀の断罪が先
恐らく政権サイドのリークなのだろう。4月8日に任期満了となる黒田日銀総裁の後任に、経済学者の植田和男氏をサプライズ起用した舞台裏についての報道が盛んに流されている。 昨年の夏ごろから首相官邸で候補者リストが作られ、財務省や日...
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重要な国会審議もスルー つくづく日本を腐らせているのは大メディア
3.11の教訓をどう考えているのか。なぜ、大新聞テレビは、目の前で起きている異常事態を国民に伝えないのか。 とうとう「老朽原発」の稼働期間の大幅延長が決定されそうな雲行きだ。現在、原発の稼働期間は「原則40年、最長60年」と...
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統一教会、日本会議とズブズブ 自民党保守派の正体と家族観
首相秘書官のLGBT差別発言を機に、LGBTや同性婚をとりまく問題が政治の重要テーマになってきた。岸田首相は政権への批判をかわそうと、自民党内で2年前からたなざらしになっている「LGBT理解増進法案」の提出準備を進めるよう茂木幹事長...
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2023年は戦争準備と旧統一教会という安倍政治の遺産の清算に苦しむ年になるのか
元旦の新聞は分厚いばかりで読むところがほとんどないのだが、それでも新しい年に各紙が何に力点を置いて報道していくつもりかを占う指標にはなる。 今年はとりわけ読売が突出的で、元旦1面トップは「日韓レーダーを接続/北ミサイル探知、...
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辻田真佐憲「SNS抜きで語れないアベ政治 暗い未来のパンドラの箱開封が“最大の遺産”」
敵か、味方か。中間はいらない。スローガンは短く、単純で、力強く。論理より感情に訴えよ。イメージも積極的に活用するのが望ましい。 「いいね!」を手っ取り早く集めようとせき立ててくるSNSは、政治と結びついたとき、このプロパガンダ...
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第2次安倍政権で「報道の自由度」は急降下…メディア制圧の数々を振り返る
2006年に発足した第1次安倍政権はわずか1年の短命に終わった。不祥事や問題発言により閣僚の辞任ドミノで失速した。メディアが批判を繰り広げたのも大きかった。 その失敗を教訓に第2次政権ではメディアへの圧力を強めた。放送法4条...
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消費税を“税の主役”にした安倍政権の罪…2度も増税、一方で法人税は次々と減税
値上げの嵐が一向に収まらない。 8月の値上げは約2400品目だったが、10月にはその2.5倍の約6300品目が予定されている。 本体の値上げに加えて庶民の懐に打撃を与えているのが消費税だ。本体価格が上がれば、負担する...
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第2次安倍政権を7年8カ月は「目標未達成」のオンパレード 派手なスローガンは掲げたが…
第2次安倍政権の7年8カ月は腰を据えて仕事するには十分な期間だ。安倍元首相は次から次へと華々しいスローガンを掲げるリーダーだった。歴代最長の政権下、国は成長し、暮らしは豊かになったのか──。数字から安倍政権を振り返る。 国の...
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安倍元首相「国葬」反対大集会は超満員 「終わらせるべきはアベ政治」と憲法学者が力説
「今回の国葬には、法的にも政治的にも無理がある」 26日、衆院議員会館で安倍元首相の国葬に反対する大集会(主催・安倍元首相の国葬を許さない会)が開かれた。野党議員や学者などが発言した。300人近くが集まり、大会議室は超満員だっ...
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第2次安倍政権以降、経済格差が広がって自己肯定感が下がり、抗議しない社会になった
今年7月の参院選挙期間中、各候補者の演説をユーチューブで見ていた時、質疑応答で聴衆からこんな声が上がった。 「私は将来介護を受けるつもりはない。だから介護保険料を払いたくない」 正確な言葉ではないが、こういう意味だった...
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安倍時代が残した最大の負の遺産は「国力が衰微しているという事実が隠蔽されている」こと
この10年間で日本の国力は劇的に衰えた。経済力や学術的発信力だけではない。報道の自由度、ジェンダーギャップ指数、教育への公的支出の対GDP比ランキングなどは「先進度」の指標だが、そのほとんどで日本は先進国最下位が久しく定位置になって...
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近現代史の流れで日本人を「保守化」に誘導したのが安倍元首相
安倍晋三元首相は日本近現代史の中でいかように語られるのであろうか。私の見るところ3点は強調されていくに違いない。その3点とは、次の点である。 (1)歴代の首相の中でもっとも在任期間が長い。 (2)元首相としてテロによって...
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「汚れた五輪」のドン、逮捕の裏側と今、怯えている人々
新型コロナウイルスの影響で異例の無観客開催となった「東京五輪2020」から1年。大会のキーマンが逮捕された。 大会スポンサーだった紳士服大手「AOKIホールディングス」側から計5100万円の賄賂を受け取ったとして、東京地検特...
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旧統一教会とズブズブ…かつて安倍政権が「反社会的勢力」の定義を“撤回”した本当の狙い
安倍晋三元首相の銃撃死亡事件以降、自民党国会議員と宗教団体「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」とのズブズブな関係が明らかになってきた。 安倍氏の実弟である岸信夫防衛相は、「教団メンバーと付き合いもあり、選挙の際もお手伝いを...
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「衆院山口4区」安倍元首相の後継問題 まさかの昭恵夫人擁立はあるのか? 地元に待望論
安倍元首相の急逝により降って湧いた「後継」問題。衆目の一致する会長候補が不在の派閥(清和政策研究会)は跡目争いが勃発しているが、補欠選挙となる「衆院山口4区」の候補者選びも難航必至だ。 「補選は毎年4月と10月に実施されますが...
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アベノマスク納入をめぐる業者メールがあった! 「存在しない」と説明していた国が一転
安倍政権「負の遺産」のウソがまたバレた。新型コロナ対策で全国に配布されたアベノマスクの契約過程を示す文書の開示を求めた訴訟の弁論が14日、大阪地裁で開かれ、国側が当初「存在しない」としていた記録があったことが分かった。 原告...
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岸田首相「途上国支援8.8兆円」に国内からは疑問や怒りが! 安倍政権では54兆円バラまき
《発展途上国に対する支援自体はもちろん必要だが、まずは自国民のことを考えてもよいのではないか》 《これではいくら増税しても、年金、医療、介護などの社会保障費不足は解消しないのではないか…》 ドイツ南部のエルマウで開かれて...
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自民党を勝たせたら万事休す 防衛費倍増は「亡国」への道
これぞ火事場ドロボーだ。ウクライナ戦争を奇貨とばかりに、岸田首相が「防衛費の相当な増額」に向けて前のめりで動き回っている。 12日までシンガポールで開催されていた「アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)」に、日本の...
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“岸田インフレ”深刻でも賃上げ無策…「最低賃金1000円目標」まるで安倍政権時代のコピペ
岸田インフレが深刻だ。物価がみるみる上昇しても賃金が上がらないからだ。ところが、先週閣議決定された「骨太の方針2022」での賃上げ政策は、驚くほどお寒い内容だった。 ■海外は物価引き上げラッシュ 労働者全体の賃金を底上...