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片岡健ノンフィクションライター

1971年、広島市生まれ。早稲田大学商学部卒業後、ノンフィクションのライターに。新旧様々な事件を取材し、新事実や冤罪を発見している。著作に『平成監獄面会記』、同書が漫画家・塚原洋一氏によりコミカライズされた『マンガ「獄中面会物語」』(共に笠倉出版社)、『もう一つの重罪 桶川ストーカー殺人事件「実行犯」告白手記』(リミアンドテッド)など。最新刊は2026年4月発行の『実録 死刑囚26人の素顔』(宝島SUGOI文庫)。

山口5人連続殺人放火事件 被害妄想で5人を殺した犯人の思考は弁護士ですら理解不能

公開日: 更新日:

終始真顔だったが、訴えの内容は現実味を欠いていた

広島拘置所(提供)筆者

 2013年7月、山口県周南市の山あいの集落で1人暮らしをしていた60代の男が集落の4家族の家に侵入し、70~80代の住人5人を木の棒で撲殺、うち2家族の家に火を放った。5日後、現場から約1キロの山中で逮捕された男は、19年に裁判で死刑が確定した。

 この事件の犯人、保見光… 

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