簗農相また取材にダンマリ…説明するほど怪しさ拡大でいよいよ「限界間近」

公開日: 更新日:

 次に、簗氏が国交省の黒田昌義官房長の他、当時の国交副大臣だった佐々木紀首相補佐官に問い合わせた点だ。簗氏と佐々木氏は2012年の当選同期で旧安倍派に所属。安倍シンパが集う文化芸術懇話会のメンバーでもある。簗氏が“マブダチ”の佐々木氏を通じて国交省に圧力をかけた疑いすら浮かぶ。

 日刊ゲンダイ記者が「佐々木氏とどんなやりとりをしたのか」と聞くと、簗氏は苦々しげな表情を浮かべ「役所にこういう問い合わせをしておいたからね、という程度のコミュニケーションだ」と回答。具体的なやりとりの中身は示さなかった。7日は佐々木氏も記者団の取材で簗氏からの圧力を否定したものの、どうも簗氏の説明は具体性に乏しい。

 さらに不自然なのは、簗氏が国交省に問い合わせた時期を、今年の2月中旬ごろと説明していることだ。簗氏が「大幅にカットする」と言った道路予算は正確には「社会資本整備総合交付金」。2月は、自治体から提出されたインフラ整備の計画や要望を基に、国交省が配分額を調整している時期で、問い合わせても正確な答えを得られるわけがないのだ。

 簗氏は「(配分額調整の)作業中だとは知らなかった」と発言。しかし、簗氏は国交政務官経験者である。2月が予算配分調整の大詰めの時期なのを知らないはずはなく、不自然だ。簗氏に狙い撃ちされた那須烏山市の川俣純子市長は7日、「2月中旬に内示額を問い合わせた行為は暗に予算減額の圧力をかけ、忖度を強要しているとも受け取れる」とのコメントを出したほどだ。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人2年連続V逸で再び始まる“見境なしの大補強”…床田、坂倉、吉田正尚に小園海斗まで照準

  2. 2

    伊藤沙莉「劇場版『虎に翼』」に興収30億円期待も…豪華キャスト再集結でなお残る“ひとつの不安”

  3. 3

    阪神に来オフ「藤川GM×赤星監督」の仰天プラン浮上! 球団初のリーグ連覇も指揮官交代へ

  4. 4

    「タンス預金2000万円」相続税はどうやってバレる? 税務署が追う“亡き親の出金”

  5. 5

    阪神が佐藤輝明のメジャー流出に備え“金満補強”か…吉田正尚、元MVPゴールドシュミットら浮上

  1. 6

    大谷翔平は90打席ぶり一発どころかPSで本塁打量産も…地区S初戦で見せた“復調サイン”

  2. 7

    【阪神】2026年 戦力外通告選手一覧

  3. 8

    “引退説”の巨人・坂本勇人は来季も現役続行か…「特に二塁打記録更新には強い意欲」の証言

  4. 9

    梅野隆太郎&糸原健斗は戦力外回避か? 気になる阪神ベテラン功労者2人の処遇

  5. 10

    簗農相にまだまだ醜聞続出か?「道路予算カット」暴言も反省ゼロ…臨時国会は大混乱必至