被害総額7億4000万円、両親にも「分け前」…オレオレ詐欺リーダーの六本木タワマン生活
被害者の息子になりすまし、「オレオレ詐欺」を繰り返していた詐欺グループのリーダーは、高齢者からだまし取った「分け前」の一部を両親に手渡していた。
「株取引で儲けたが、税金を納めていないので脱税になる。追徴金や違約金を払えば脱税にならないので、納税のための金を貸して」
息子をかたってこうウソの電話をかけ、高齢者から現金をだまし取ったとして、大阪府警特殊詐欺捜査課は16日までにグループのリーダーで無職の奥原卓也(32)と森山宗(28)両容疑者ら男9人を詐欺の疑いで、奥原の父親である智和(54)と母親の奈緒(53)両容疑者を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)の疑いで逮捕した。
奥原容疑者らは今年3~7月、神奈川県の80代男性や大阪府の80代女性に電話をかけ、息子や証券会社の社員を装って現金390万円をだまし取った。
■かけ子はビジネスホテルを転々
「詐欺容疑で逮捕した9人のうち、奥原を含む3人が現金回収役で、残りはかけ子と受け子だった。奥原らは東京23区や大阪市内のビジネスホテルをかけ子の活動拠点にしてオレオレ詐欺をさせ、自分たちは別の場所から指示を出していた。活動拠点を突き止められるのを防ぐ目的か、あるいはホテル側から怪しまれないようにするためか、3日くらいの間隔でかけ子たちは16カ所の東西のホテルを転々。4月9日、『かけ場』となったビジホに踏み込み、かけ子2人をパクり、奥原らの関与を裏付けた。かけ子らは闇バイトとみている」(捜査事情通)


















