２連発で全開宣言 巨人村田の尻に火を点けた“新助っ人効果”

七回に逆転２ランを放った村田（右）／（Ｃ）日刊ゲンダイ

「シーズン途中加入は難しい。からっきしだったフランシスコの例もあるから、今回のカステヤーノスには、みんな大きな期待をしていないのが実情。ただ一つ、新助っ人効果があったとすれば、原監督が打撃指導しようが、叱咤激励しようが、８番にしようが、何をやっても打撃が上向かなかった村田の尻に火をつけたことではないか」（前出の関係者）

　村田は「ファーストストライクから積極的に打ちにいった結果」と汗を拭った。“カンフル剤”により一時的に調子が上向くのも、それが長続きしないのも村田の特徴。「８月に村田が爆発？　いやいや、予想はできないよ」と遮った原監督は、そのことをよく知っている。