「打順固定されれば…」 原采配の“被害者”巨人村田が苦悩吐露

公開日: 更新日:

 巨人の開幕4番を務めた男にとっては苦しいシーズンになった。昨季は8月にリーグ新記録の月間46安打をマークするなど、チームトップの打率.316。オフには新たに3年総額10億円の大型契約を結び、巨人では移籍組初の選手会長に就任した。が、今季は打率.254と下位に低迷したまま。打順は一時、8番にまで降格した。悩める主砲を直撃した。

――昨年は途中から打ちまくって打率を3割に乗せたが、今年はなかなか数字が上がってきません。

「そうですね。今年はずっと悩みながらやっています。去年は特に後半にいい状態が長く続いたけど、今年は『今いいな』と思っても、それが何日かで終わってしまう。まず(好調が)1週間は持たないんです」

――昨年はグリップの位置を下げてから調子が上向きました。今年はなぜダメなんですか? 今年も打撃フォームを改造しましたか?

「変えているといえば、毎日変えています。微調整ですけど。今年打てないのは、タイミングを取る時にグリップを“2度引き”していたこと。2度も引いてしまえば差し込まれる。分かっていても、なかなか修正できなかった」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後