工藤公康監督が口を酸っぱくした「選手にケガをさせるな」…トレーナー並みの知識と高い要求
飯田哲也氏による「すべては野村ヤクルトが教えてくれた」(第28回=2020年)を再公開
日刊ゲンダイではこれまで多くの球界OB、関係者による回顧録や交遊録を連載してきた。当事者だからこそ語れる、あの大物選手、有名選手の知られざる素顔や人となり。当時の空気感や人間関係──。
今回はあの工藤公康氏について綴られた、飯田哲也氏による「すべては野村ヤクルトが教えてくれた」(第28回=2020年)を再公開。年齢、肩書などは当時のまま。
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ソフトバンクの工藤公康監督(57)と僕は、現役時代の接点はほとんどありませんでした。引退後に野球教室などでご一緒させていただいたことはあっても、それほど親しいわけではなかった。
それがソフトバンク監督就任が決まった2014年オフ、「一緒にやらない?」と声をかけてくれました。「なんで僕に?」と思う半面、「お願いします!」と二つ返事。15、16年と一軍の外野守備走塁を担当しました。
工藤監督は筑波大の大学院で勉強された経験もあって、人体に関する知識が豊富で、筋肉や骨の仕組みなどにはトレーナー並みに精通。選手、主に投手には練習メニューにも細かく指示を出していました。


















